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欧米怪奇幻想作家マトリクス
欧米怪奇幻想作家マトリクス
 Twitterの方では既に公開しているのですが、こちらのブログの方でも公開しておきたいと思います。欧米の怪奇幻想作家をマトリクスで分類した「欧米怪奇幻想作家マトリクス」です。

 怪奇幻想の本質は「恐怖」だと思うので、分類基準は「恐怖」です。横軸はそれが「肉体的」なのか「精神的」なのか、縦軸はその対象が「人間」なのか「人間以外」なのか、という基準です。「人間以外」というのは、幽霊・動物・怪物・宇宙人・大自然など、人間以外の全てを含んでいます。

 例えば、右上の領域(「肉体的な恐怖+対象:人間以外」)は、いわゆる怪物ホラー・ゴースト・ストーリーなど、左下の領域(「精神的な恐怖+対象:人間」)は、サイコ・ホラーあるいは不条理ホラーなどが当てはまる感じでしょうか。
 下半分の領域よりは、上半分の領域の方が、超自然味が強くなっていますね。特に左上の領域には、「神秘主義的色彩」「別世界への憧れ」の要素が強い作家が集まっているかと思います。

 もちろん、表に入れ切れなかった作家もたくさんいます。その作家たちも入れるとするならどのあたりに入るかな?と考えるのも楽しいかもしれません。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
シャーリー・ジャクスン
シャーリー・ジャクスンが一番左下に位置するのが納得です。ルクンドゥの作者はホワイトヘッドの辺りに来るのでしょうか?何とも言えない気味の悪さがあります。1970年代に子供向けの怪談で読んで挿絵の怖さがトラウマになりました。他にクロフォードの泣き叫ぶドクロやレ・ファニュの手とかも入っていたと思いますが本の題名を思い出せないのです。抄訳ではなく生頼画伯か柳画伯の迫力満点の挿絵があったような。「泣き叫ぶドクロ」の殺される奥さんの顔がギョッとするほど艶っぽくて、それが次の画ではドクロになっているのがショックで。厭な殺され方ナンバーワンです。
【2018/10/03 19:49】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
ジャクスンの位置は同意してくれる方が多いです。あと仰るとおり、E・L・ホワイトは入れるならホワイトヘッドやスミスに近い位置ですね。マトリクスは、なるべく単行本単位で本が出ている作家を優先的に入れたので、自然、邦訳数が少ない作家は抜けているものも多いです。

最近はどうかわかりませんが、昔は児童ものでも恐怖小説のダイジェストやリライトものがたくさん出ていたようで、それがこのジャンルのきっかけになった人も多いようです。
【2018/10/03 21:08】 URL | kazuou #- [ 編集]


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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。
twitterアカウントは@kimyonasekai



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