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8月の気になる新刊と7月の新刊補遺
7月刊 フアン・ホセ・アレオラ『共謀綺談』(松籟社 予価1944円)
8月7日刊 カート・ヴォネガット『人みな眠りて』(河出文庫 予価920円)
8月7日刊 ジョー・ヒル『ファイアマン 上・下』(小学館文庫 予価各1080円)
8月10日刊 東雅夫編『猫のまぼろし、猫のまどわし』(創元推理文庫 予価994円)
8月10日刊 ミック・ジャクソン『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』(東京創元社 予価1620円)
8月18日刊 ジャン=クリストフ・グランジェ『通過者』(TAC出版 予価3024円)
8月20日刊 マリアーナ・エンリケス『わたしたちが火の中で失くしたもの』(河出書房新社 予価2808円)
8月22日刊 ヘレン・マクロイ『悪意の夜』(創元推理文庫 予価1015円)
8月22日刊 エドワード・ゴーリー『失敬な召喚』(河出書房新社 予価1296円)
8月22日刊 トニー・アイカー『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』(河出書房新社 予価2376円)
8月30日刊 ルーシャス・シェパード『竜のグリオールに絵を描いた男』(竹書房文庫 予価1080円
8月刊 三馬志伸編訳『ヴィクトリア朝怪異譚』(作品社 予価3780円)


 フアン・ホセ・アレオラ『共謀綺談』は、日本では「転轍手」で知られるメキシコ作家の短篇集。これは気になりますね。

 東雅夫編『猫のまぼろし、猫のまどわし』は、東西の猫をテーマにした怪奇幻想小説のアンソロジー。猫アンソロジーはちょくちょくありますが、日本と海外両方の作品を収録したものはあまりないような気がします。

 ミック・ジャクソン『こうしてイギリスから熊がいなくなりました』は、「熊」をテーマにした8つの作品を集めた作品集だそう。ジャクソンは『10の奇妙な話』が奇妙なテイストの作品集で面白かったので期待大です。

 8月の新刊でいちばん気になるのはこの本ですね。マリアーナ・エンリケス『わたしたちが火の中で失くしたもの』。著者はアルゼンチンの女性作家、「ホラーのプリンセス」と称されているとか。ホラー・幻想小説集のようです。

 ルーシャス・シェパード『竜のグリオールに絵を描いた男』は、同タイトルの有名な短篇を含むシリーズ短篇集だそう。

 三馬志伸編訳『ヴィクトリア朝怪異譚』は、ヴィクトリア朝の怪奇小説のアンソロジー。ウィルキー・コリンズ、ジョージ・エリオット、メアリ・エリザベス・ブラッドン、マーガレット・オリファントの作品などを収録とのことです。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

注目するのはマクロイです。
出版社が創元、ちくまと別れてしまっているのが、個人的には心配なのですが。。。

マクロイがこんなに出版されるとは思ってもいなかったのですが、読んでみると、(言われている話ですが)ウィリング博士はキャラが弱い。
「殺す者と殺される者」「暗い鏡の中に」(これは個人的には短編の方を評価)
は別格だったんじゃないのか?と思っている次第ですが、未読の名作を求めて読んでいきます。

【2018/07/23 22:49】 URL | fontanka #- [ 編集]

> fontankaさん
マクロイ、翻訳が出たものは全部購入しているのですが、読むのが全然追いついてないです。
もともとサスペンス味・幻想味の強い作品が好きなので、良かったのは『ひとりで歩く女』『暗い鏡の中に』 『殺す者と殺される者』あたりになりますね。
【2018/07/23 22:54】 URL | kazuou #- [ 編集]

竜のグリオールに絵を描いた男
インパクトのある装丁と読み応えのある内容。ファンタジーでありながら、格調高い文章で世界が緻密に書き込まれているのはキース・ロバーツの「パヴァーヌ」を思い出させます。猫アンソロジーも良かった。日影丈吉の短編が一番好きです。こんな喫茶店があったら常連になりたい!8月の読書は大豊作でした。
【2018/08/31 19:40】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

> 奈良の亀母さん
『グリオール』は昨日入手したばかりです。表題作は読んだことがあるのですが、すごくいい作品でした。今回の作品集も楽しみです。
【2018/09/01 07:36】 URL | kazuou #- [ 編集]


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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。
twitterアカウントは@kimyonasekai



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