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怪奇幻想読書倶楽部 第12回読書会 参加者募集です
 2018年1月28日(日曜日)に「怪奇幻想読書倶楽部 第12回読書会」を開催いたします。
若干名の参加メンバーを募集しますので、参加したい方がおられたら、連絡をいただきたいと思います。
 連絡いただきましたら、改めて詳細をメールにてお送りいたします。

お問い合わせは、下記アドレスまでお願いいたします。
kimyonasekai@amail.plala.or.jp


開催日:2018年1月28日(日曜日)
開 始:午後13:30
終 了:午後17:30
場 所:JR巣鴨駅周辺のカフェ
参加費:1500円(予定)
テーマ
第1部:迷宮と建築幻想
第2部:作家特集 エドガー・アラン・ポオ

※「怪奇幻想読書倶楽部」は、怪奇小説、幻想文学およびファンタスティックな作品(主に翻訳もの)についてのフリートークの読書会です。
※基本的には、オフ会のような雰囲気の会ですので、人見知りの方でも、安心して参加できると思います。


第1部のテーマは「迷宮と建築幻想」。
 迷路・迷宮を扱った作品や巨大建築物、または現実にはありえない建物など、フィクションならではの建造物をテーマにした作品について話していきたいと思います。
 迷宮そのものを描いた、恩田陸『MAZE』や矢部嵩『〔少女庭国〕』、現実にはあり得ない建物を描いたホルヘ・ルイヘ・ボルヘス『バベルの図書館』やロバート・A・ハインライン『歪んだ家』、理想のホテルを描いた、スティーヴン・ミルハウザー『マーティン・ドレスラーの夢』、人間を支配する建物を描いたスティーヴン・キング『シャイニング』や、閉鎖空間が人間を狂わせるJ・G・バラード『ハイライズ』、また建造物が作品で重要な意味を持つ、エドガー・アラン・ポオ「アッシャー家の崩壊」やフリオ・コルタサル「占拠された屋敷」など、広い意味での「幻想的な建物」を扱った作品について話していきたいと思います。

第2部のテーマは「作家特集 エドガー・アラン・ポオ」
 「アッシャー家の崩壊」「モルグ街の殺人」「赤死病の仮面」「黒猫」「ウイリアム・ウィルソン」「陥穽と振子」…。
 アメリカの文豪エドガー・アラン・ポオは怪奇幻想小説の巨匠であり、またミステリの祖でもあり、SFの先駆者でもあります。多様な面を持つポオの作品を、今一度読み直してみようという企画です。

※創元推理文庫から出版されている『ポオ小説全集』(全4巻)をメインに話していきたいと思いますが、各社から出ている選集(ちくま文庫、岩波文庫、新潮文庫、光文社古典新訳文庫など)で代表作だけ読んできていただいても構いません。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
古本地獄屋敷に住みたい!
スタープレイヤーになれたら諸星先生の古本地獄屋敷を建てて住みたいです。ウルトラセブンの「蒸発都市」や「第4惑星の悪夢」に出てくるガランとした建築物に惹かれます。ヤン・ヴァイスの「迷宮1000」も面白かったです。
【2018/01/11 02:55】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
人気のない巨大建築物、というのは惹かれる情景ですよね。僕の場合は、現実にはあり得ないような広さ・高さなどのスケール感に惹かれます。『迷宮1000』は、結末こそ拍子抜けですが、悪夢のようなイメージが強烈な作品でした。
【2018/01/12 18:40】 URL | kazuou #- [ 編集]

エペペ
図書館の閉架にありました。Twitterでコメントしておられるのを見て興味をひかれました。迷宮のような装丁が印象的。何をするにも大行列で群集に囲まれているのに言葉が通じず筆談も出来ない。活字も判読不能。自分だったら生きていけません。精神に異常をきたすかも。食事にありつくのも一苦労で、妙に甘い後口で美味しくない。主人公のブダイの逞しさにビックリします。ホテルの921号室を拠点に地下鉄に乗り、街を探検し、帰国の手立てを探してあがき、エレベーターガールと情を交わし・・・。カフカの「城」が完結したら、こんな感じでしょうか?ラストも明るく希望のあるものでした。突貫工事でドンドン階層が増える高層ビル、途方もなく大きな競技場、ガラス屋根の巨大な教会、同国人らしき男と擦れ違った長いエスカレーター、病院など大都市を形成する建築物が沢山登場します。ガランとした建物が好きなのですが、ここでは人で溢れかえって押合いへし合い空調も無く、人いきれが凄そうです。
【2018/01/19 21:03】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]


すごく人工的な設定ではあるのですが、あり得なくはないな…と思わせる説得力がありますよね。人間が大量にいるにもかかわらず、コミュニケーションがまったく取れないという、考えるとすごく怖い話です。
この手の寓話は暗い結末を迎えがちですが、主人公が開き直った後に「ハッピーエンド」を迎えるというのも不思議な味わいでした。
【2018/01/19 22:35】 URL | kazuou #- [ 編集]

迷宮関連
迷宮と聞いて直球で思い浮かぶのが、小説というよりRPGやらゲームブック系だったりするのですが、
と言いつつ実はゲームはほとんどやったことがないんです…
(昔、大学寮で誰かの残した過去のゲームをやらせてもらえる機会があって、
その中にrelicsというのがあって自分が人玉で始まるのですが、
何が出来るのか何を目的とするのか、全く分からないままあれこれ試して右往左往して… 結局本当のクリアにはほど遠い状態でしたが何か新鮮な体験だったことが思い出されます・・・)
でも扉を開くと、そこに予測もつかない何かが待っている… という感覚、読む一方の小説よりゲーム向きなのかもとも思いつつ、でもRPGをやり続けた人には出来事や選択肢がパターン化してくるんだろうなとも・・・

小説作品で直接的に迷宮と言うとぱっとタイトルで浮かぶのは「迷宮1000」くらい・・
連想できるもので印象的だったものを挙げると・・
ゼレゾフスキーの「紙葉の家」は製本・印刷字体に仕掛けのある、自宅が謎の空間に変容する話ですが
迷宮というにはちょっと小ぶりですかね・・・
古川日出男氏の「アラビアの夜の種族」にもそんな要素があったような・・・
バラードの「ハイ-ライズ」系だと、トマス・ディッシュの「334」というのも荒廃した超高層建築が往来に時間がかかるために異分化・異世界の空間になっているというある種壮大な話だったかと・・・

紹介文からカットした分を転記したような感じなので、唐突かつ尻切れトンボで済みません・・・
【2018/01/22 04:05】 URL | Green #mQop/nM. [ 編集]

>Greenさん
「迷宮」の魅力って、未知のものへのチャレンジ的な要素があると思います。なのでそうした「冒険」要素のある、ゲームとはかなり相性がいいんじゃないでしょうか。RPGの「ダンジョン」なんてのも定番ですし。

比べて、小説作品における「迷宮」テーマは、確かにあんまり見当たらなんですよね。直球でこのテーマを書いているのは、ヤン・ヴァイス『迷宮1000』、矢部嵩『〔少女庭国〕』、恩田陸『MAZE』、マリオ・レブレーロ『場所』ぐらいでしょうか。
ちょっと範囲を広げて「迷宮的な物語」という解釈では、けっこう当てはまる作品がありますね。ボルヘスの短篇なんかでも、よく迷宮が登場しますし。

巨大建築物なんかもそうなんですが、現実にはない「異空間」的な魅力に惹かれるのかな、と思います。
【2018/01/22 20:50】 URL | kazuou #- [ 編集]


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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。
twitterアカウントは@kimyonasekai



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