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2017年を振り返って
 もうすぐ、2017年が終わります。今年は昨年に引き続き、個人的にはなかなか充実した年になったのではないかと思います。

 昨年末から始めた「怪奇幻想読書倶楽部 読書会」が本格的にスタートし、レギュラーメンバーも定着してきました。テーマ別読書会ということで、毎回テーマに関してはいろいろ考えているのですが、「夢と眠りの物語」(第4回)や「リドルストーリー」(第5回)あたりは、なかなかユニークなテーマだったのではないかと思います。
 幻想文学的なテーマに混ぜて「私の読書法」(第3回)とか「ブックガイドの誘惑」(第5回)なんてのも取り上げました。年末にやった「本の交換会」(第10回)や「年間ベストブック」(第11回)も好評だったようです。
 7月開催の第7回からは、テーマとして個人作家の特集を始めました。この路線はわりと好評で、ラヴクラフトやシャーリイ・ジャクスンの回はなかなか盛り上がりました。
 来年も、この作家特集は続けていきたいと思っています。取り上げたいと思っている作家は、エドガー・アラン・ポオ(一月予定)、ステファン・グラビンスキ、ディーノ・ブッツァーティ、ロード・ダンセイニ、レイ・ブラッドベリ、ロアルド・ダール、スタンリイ・エリンなど。

 読書に関していうと、この一年は読書会のテーマに合わせて、旧作の再読や読み残し的な読書が多かったな、という印象です。作家のまとめ読みをしたことで、ラヴクラフト、シャーリイ・ジャクスン、リチャード・マシスン、H・G・ウェルズといった作家像が新たになったという収穫もありました。
 個人的に一番の収穫だったのは、古典から現代ものまでの怪奇・ホラー作品をかなりの数読めたということでしょうか。ゴシック・ロマンスやモダンホラー系の長篇は、じっくり読んでみるとそれぞれの面白さがありました。
 ハヤカワ文庫の《モダンホラー・セレクション》に関しても、ほぼ読破できました。B級作品はたくさんあるものの、つまらなくて読めない…という作品がなかったのは、意外でしたね。

 結果的に、今年の新刊はまだ読めていないものが多いのですが、面白かったものに関して、言及しておきたいと思います。


 まず、日本作家から。



恐怖小説 キリカ ししりばの家
 『ぼぎわんが、来る』でファンになった澤村伊智の作品が、今年2冊ほど出ました。メタな趣向を使った『恐怖小説 キリカ』(講談社)、幽霊屋敷ものにひねりを加えた『ししりばの家』(角川書店)、2作とも水準以上の秀作でした。



奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い (角川ホラー文庫) ハラサキ (角川ホラー文庫) 迷い家
 今年度の日本ホラー小説大賞作品からは、木犀あこ『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』(角川ホラー文庫)、野城亮『ハラサキ』(角川ホラー文庫)、山吹静吽『迷い家』を読みました。
 異世界とサイコスリラーを合わせたかのような『ハラサキ』、不思議な道具を使った異界の屋敷探検が楽しい『迷い家』もなかなかですが、メタな趣向と登場する怪奇現象の新しさで、『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』が一番面白かったでしょうか。



わざと忌み家を建てて棲む 忌物堂鬼談 (講談社ノベルス) 魔邸
 三津田信三作品も、安定した作りで楽しませてもらいました。人工的な幽霊屋敷というテーマを扱った『わざと忌み家を建てて棲む』(中央公論新社)、所有するだけで祟られる「忌物(いぶつ)」をめぐる連作短篇集『忌物堂鬼談』(講談社ノベルス)、「神隠し」とミステリを組み合わせた『魔邸』(角川書店)もなかなかでした。



君と時計と嘘の塔 第一幕 (講談社タイガ) 君と時計と塔の雨 第二幕 (講談社タイガ) 君と時計と雨の雛 第三幕 (講談社タイガ) 君と時計と雛の嘘 第四幕 (講談社タイガ)
 タイムリープをテーマにした、綾崎隼《君と時計》4部作(講談社タイガ)は、ハラハラドキドキの連続で楽しませてもらいました。


 海外の翻訳ものもいろいろな秀作・傑作がたくさんありました。



約束 時間のないホテル (創元海外SF叢書) 深い穴に落ちてしまった 鏡の前のチェス盤 (古典新訳文庫) 引き潮 穢れの町 (アイアマンガー三部作2) (アイアマンガー三部作 2) 魔法にかかった男 (ブッツァーティ短篇集)
 まずは文学作品。
 イジー・クラトフヴィル『約束』(河出書房新社)は、監禁をテーマにしたサスペンスがとんでもない展開になってしまうという怪作。
 ウィル・ワイルズ『時間のないホテル』(東京創元社)は、エッシャー風のホテルで展開するモダンホラー的長篇でした。これは読書会でも話題になりましたが、前半が面白いという人と後半が面白いという人に分かれていましたね。
 イヴァン・レピラ『深い穴に落ちてしまった』(東京創元社)は、穴に落ちた兄弟をめぐる寓話で、なかなか考えさせられる作品でした。
 『鏡の前のチェス盤』(光文社古典新訳文庫)は、イタリアの異色作家ボンテンペッリのファンタジー長篇。「不思議の国のアリス」的な世界観で展開されるナンセンス作品でした。
 ロバート・ルイス・スティーヴンスン&ロイド・オズボーン『引き潮』(国書刊行会 2700円)は、オフビートな航海物語で、妙に心に残る作品でした。
 マリオ・レブレーロ『場所』(水声社)は、エンタメに富んだ不条理小説。
 話題になった、エドワード・ケアリー《アイアマンガー三部作》も評判に違わぬ傑作でした。
 ロマン・ギャリ『ペルーの鳥 死出の旅へ』(水声社)は、秀作が集められた短篇集。とくにジャンル小説というわけではないのですが《異色作家短篇集》に入ってもおかしくないテイストの作品集だと思います。
 年末から刊行の始まった、ブッツァーティ未訳短篇集の第一弾、『魔法にかかった男』(東宣出版)も非常にいい企画でした。



闇夜にさまよう女 最後の乗客 (マグノリアブックス) 魔女の棲む町 (マグノリアブックス) ダーク・マター (ハヤカワ文庫 NV ク 22-4) 誰がスティーヴィ・クライを造ったのか? (DALKEY ARCHIVE)
 エンタメ作品では、以下の作品に楽しませてもらいました。
 セルジュ・ブリュソロ『闇夜にさまよう女』(国書刊行会)は、凝りに凝ったサイコスリラー。ひっくり返しが好きな人には楽しめるのでは。
 マネル・ロウレイロ『最後の乗客』(マグノリアブックス)は、幽霊船テーマにひねりを加えた作品。
 トマス・オルディ・フーヴェルト『魔女の棲む町』は、超自然現象に対するアプローチが面白かったですね。
 ブレイク・クラウチ『ダーク・マター』(ハヤカワ文庫NV)は、パラレルワールドをテーマにしたSFサスペンス作品。
 《ドーキー・アーカイヴ》の新刊、マイクル・ビショップ『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』(国書刊行会)は、ホラーがかったメタフィクションで、ブラック・ユーモアにあふれた秀作でした。



ドラゴン・ヴォランの部屋 (レ・ファニュ傑作選) (創元推理文庫) 人形 (デュ・モーリア傑作集) (創元推理文庫) ぼくが死んだ日 (創元推理文庫) 夜の夢見の川 (12の奇妙な物語) (創元推理文庫) FUNGI-菌類小説選集 第Iコロニー(ele-king books) 時をとめた少女 (ハヤカワ文庫SF) ヒトラーの描いた薔薇 (ハヤカワ文庫SF) イヴのいないアダム (ベスター傑作選) (創元SF文庫)
 短篇集では、J・S・レ・ファニュの怪奇小説集『ドラゴン・ヴォランの部屋』(創元推理文庫 予価1080円)、、デュ・モーリアの初期作品を集めた、ダフネ・デュ・モーリア『人形 デュ・モーリア傑作集』(創元推理文庫)、ひねりの効いたゴースト・ストーリー集、キャンデス・フレミング『ぼくが死んだ日』(創元推理文庫 予価972円)など。
 アンソロジーでは、「奇妙な味」作品を集めた作品集である、中村融編『夜の夢見の川 12の奇妙な物語』(創元SF文庫)、菌類をテーマにしたユニークなアンソロジー、オーリン・グレイ/シルビア・モレノ編『ファンギ 菌類文学アンソロジー』(Pヴァイン)が面白かったです。
 SFでは、ロバート・F・ヤング『時をとめた少女』、ハーラン・エリスン『ヒトラーの描いた薔薇』(ハヤカワ文庫SF)、アルフレッド・ベスター『イヴのいないアダム』(創元SF文庫)などのベテラン勢の短篇集が、安心して楽しめる作品集でした。



魔術師の帝国《1 ゾシーク篇》 (ナイトランド叢書) 魔術師の帝国《2 ハイパーボリア篇》 (ナイトランド叢書) 魔女を焼き殺せ! (ナイトランド叢書2-6) 魔女王の血脈 (ナイトランド叢書2-7) ジョージおじさん〜十七人の奇怪な人々 (ナイトランド叢書)
 《ナイトランド叢書》(アトリエサード)は、クラーク・アシュトン・スミス『魔術師の帝国1、2』、オーガスト・ダーレス『ジョージおじさん 十七人の奇怪な人々』、A・メリット『魔女を焼き殺せ!』、サックス・ローマー『魔女王の血脈』が出ました。
 なかでは、ダーレスの手堅い怪奇小説集『ジョージおじさん』とメリットの怪奇スリラー『魔女を焼き殺せ!』が面白かったですね。



アンチクリストの誕生 (ちくま文庫) ワルプルギスの夜:マイリンク幻想小説集 永久パン 他一篇 火の書
 クラシック作品では、レオ・ペルッツ『アンチクリストの誕生』(ちくま文庫)、グスタフ・マイリンク『ワルプルギスの夜 マイリンク幻想小説集』(国書刊行会)、アレクサンドル・ベリャーエフ『永久パン 他一篇』(アルトアーツ)、ステファン・グラビンスキ『火の書』(国書刊行会)など。



怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影 (立東舎) バッドエンドの誘惑~なぜ人は厭な映画を観たいと思うのか~ (映画秘宝セレクション) 死の舞踏: 恐怖についての10章 (ちくま文庫) H・P・ラヴクラフト:世界と人生に抗って
 評論・エッセイでは、読んだものは少ないですが、以下のような本を面白く読みました。
 高原英理『怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影』(立東舎)は、江戸の怪談随筆をめぐるエッセイと著者の回想が入り混じったユニークな作品。
 真魚八重子『バッドエンドの誘惑 なぜ人は厭な映画を観たいと思うのか』(洋泉社)は、タイトル通り、バッドエンド映画の魅力について語った評論です。
 何度目かの復刊ですが、スティーヴン・キング『死の舞踏』(ちくま文庫)は、小説、ラジオ、テレビ、映画など多面的にホラー作品について語った評論集で、今でも読み応えがあります。新たについた序文や索引など、資料としても有用ですね。
 ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』(国書刊行会)は、客観性には欠けるものの、著者の筆致の面白さを楽しむタイプの評論といっていいでしょうか。個々のラヴクラフト作品のあらすじや評価について知りたい読者には、ちょっと方向性が違う本かもしれません。


 あと、コミック作品で記憶に残った作品です。



《完全版》サイコ工場 A(アルファ) (LEED Cafe comics) 《完全版》サイコ工場 Ω(オメガ) (LEED Cafe comics) 黄色い悪夢 (LEED CAFE COMICS) 本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇 (LEED CAFE COMICS)
 今年は、リイド社の「リイドカフェコミックス」レーベル作品が非常に面白かったです。
 1990年代作品に増補改定を施したという、谷口トモオ『《完全版》サイコ工場 A(アルファ)』『《完全版》サイコ工場 Ω(オメガ)』は、強烈かつシャープなサイコホラー作品集でした。
 黄島点心『黄色い悪夢』は、絵柄がグロテスクなものも多いですが、奇想に富んだ作品揃いで楽しませてもらいました。蚊の視点から描いたホラーなんて初めてです。
 佐藤将『本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇』は、お父さんが娘の本棚の小説を盗み読むという面白いコンセプトで楽しい作品でした。



BOX~箱の中に何かいる~(3)<完> (モーニング KC) 諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから (ビッグコミックススペシャル)
 諸星大二郎は、迷宮やゲームをテーマにした『BOX~箱の中に何かいる~』が3巻で完結。年末には、読み切りを集めた『諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから』(ビッグコミックススペシャル)も出て、こちらも安定した出来の作品集でした。



<たそがれの市 あの世お伽話 夢十夜 桜の森の満開の下 (岩波現代文庫) 夜長姫と耳男 (岩波現代文庫)
 近藤ようこは、このところぐんと評価が上がっている作家ですね。
 『夢十夜』(岩波書店)は、漱石の同名作品のコミカライズ化。復刊ものも何冊か出ました。坂口安吾原作の『桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』(岩波現代文庫)、『帰る場所』『水の蛇』(ビームコミックス)。
 いちばん良かったのは、あの世とこの世の往還を描いた『たそがれの市 あの世お伽話』(角川書店)でしょうか。



狂気の山脈にて 1 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス) 狂気の山脈にて 2 ラヴクラフト傑作集【電子特典付き】 (ビームコミックス) 狂気の山脈にて 3 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス) 狂気の山脈にて 4 ラヴクラフト傑作集 (ビームコミックス)
 近年、ラヴクラフトのコミカライズを精力的に進めている田辺剛の『狂気の山脈にて』(ビームコミックス)は、4巻で完結。これは今のところ、作者の最高傑作といっていいんじゃないでしょうか。



辺獄のシュヴェスタ(5) (ビッグコミックス) 辺獄のシュヴェスタ(6) (ビッグコミックス) キリング・アンド・ダイング
 竹良実『辺獄のシュヴェスタ』は六巻で完結。非常にハードな復讐物語でしたが、結末では感動が得られます。
 エイドリアン・トミネ『キリング・アンド・ダイング』(国書刊行会)は、じんわりとした感動がくるグラフィック・ノヴェル。



アマネ†ギムナジウム(1) (モーニング KC) 好奇心は女子高生を殺す 1 (サンデーうぇぶりSSC) 惑星クローゼット (1) (バーズコミックス) 銀河の死なない子供たちへ(上) (電撃コミックスNEXT) HOTEL R.I.P. 1 (秋田レディースコミックスデラックス) ことなかれ(1) (Nemuki+コミックス)
 連載中で追いかけ始めたのは、以下の作品です。
 古屋兎丸『アマネ†ギムナジウム』(モーニングKC)は、趣味で作った少年人形と学園が実体化するという作品。生徒の少年たちの青春模様と、学園の「作者」であるヒロインのメタな物語が組み合わさったユニークな作品です。
 高橋聖一『好奇心は女子高生を殺す』(サンデーうぇぶりSSC)は、女子高生のコンビが毎回不思議な目にあうというSFファンタジー。つばな『第七女子会彷徨』に似たテイストですが、あちらよりもシビアで苦い味わいです。
 つばな『惑星クローゼット』(バーズコミックス)は、眠るたびに他惑星に転送されてしまうというヒロインが主人公。そこで出会った少女とともに、その星の秘密を探っていくという冒険もの。
 施川ユウキ『銀河の死なない子供たちへ』(電撃コミックスNEXT)は、不死の子供たちが生命について学ぶという物語。長大な時間の流れがあっさりと表現されるのに驚きます。
 西倉新久『HOTEL R.I.P.』(秋田レディースコミックスデラックス)は、あの世とこの世の境にあるホテルで展開されるヒューマン・ストーリー。単純な人情話にならないところにバランスの良さを感じます。
 オガツカヅオ、星野茂樹『ことなかれ』(Nemuki+コミックス)は、都市伝説を調査する「ことなかれ課」の活躍を描いたオカルト連作ストーリーです。日常と非日常の境目の描写が上手いですね。



五佰年BOX(1) (イブニングコミックス) 五佰年BOX(2) (イブニングコミックス)
 今一番続きが楽しみなのが、宮尾行巳『五佰年(いほとせ)BOX』(イブニングコミックス)。
 隣人の家から見つかった奇妙な箱の中には、数百年前と思しい人々が生活する世界が入っていました。主人公は、箱の中で襲われている少女をとっさに助けてしまいますが、その結果、現実の歴史も変わっていたのです…。
 異色のパラレルワールド+歴史改変もの作品です。主人公は元の世界を取り戻そうとしますが、歴史が変わる条件もわからず、試行錯誤を繰り返すのです。2巻まで出ていますが、本当に物語の予測がつかず、続刊が楽しみです。


Mooncop
 最後に、洋書ですが、Tom Gauldのコミック『Mooncop』(Drawn & Quarterly Pubns)。
 タイトルは「月のお巡りさん」とでもいった感じでしょうか。過疎化する月の町で、孤独な生活を送る警官の物語です。だんだんと町の人々は地球に帰ってしまい、店もどんどんと機械化されていくなか、警官は…という物語。ブラッドベリ『火星年代記』を思わせるテイストで、しみじみとした味わいがあります。
 作者のTom Gauld(トム・ゴールド)は、旧約聖書のエピソードを元にしたグラフィック・ノヴェル『ゴリアテ』(パイインターナショナル)が紹介されています。
Mooncop2.jpg Mooncop1.jpg


 新年初めには、また記事を更新したいと思いますが、今年は一旦これで終了としたいと思います。一年間ありがとうございました。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
家宝にしたい短編集が沢山
毎月の新刊紹介と読書会の開催を心待ちにしています。参加出来なくても内容をアップして下さるので本当にありがたいです。「本田鹿の子の本棚」はミニモンが印象に残りました。男谷一発は検索しますよね。パロディの幅が広すぎて元ネタが分からない話も。ギャグなのかシリアスなのか?「辺獄のシュベスタ」は最後の方が駆け足になってしまって、もっとじっくりムター達の行く末を見たかった。見渡す者や院長の半生をスピンオフで描いて欲しい。皆、親にされた仕打ちを思ったら三倍返しでも足りないけど罪を憎んで人を憎まずなのでしょうか?ヒルデが凛々しくなって格好良い!
【2017/12/30 18:24】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
いつもコメントありがとうございます。
『本田鹿の子の本棚』は、パロディ元が多彩ですよね。元ネタがわからなくても充分楽しめますが「ミニモン」の乱歩ネタには笑いました。
『シュヴェスタ』は後半は駆け足、というのは僕もそう思いました。前半がすごく傑作だっただけに、もっとじっくり描いても良かったかなという気はします。「見渡す者」に関しては、もう少し描いてほしかったというのはありますね。ヒルデ再登場シーンは良かったです。
【2017/12/30 19:04】 URL | kazuou #- [ 編集]


見事な今年の新刊書の総括ですね。今年はあまり新刊を読んでないので、来年はもう少し新刊も追いたいです。
今年は一年、ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。
どうぞよいお年をお迎えください。
【2017/12/31 10:48】 URL | shigeyuki #- [ 編集]

> shigeyukiさん
こちらこそ、いろいろお世話になりました。

やっぱりすでに「名作」「傑作」扱いの積読を優先してしまうので、新刊はなかなか追いきれませんね。休みの間にできるだけ読みたいなと思っています。
そういえば、shigeyukiさんが紹介されていた、エリアーデ『ムントゥリャサ通りで』、さっそく購入しました。これもなるべく早めに読みたいです。

来年もまた、よろしくお願いいたします。
【2017/12/31 14:58】 URL | kazuou #- [ 編集]

良いお年をお迎えください
kazuouさん
ブログはいつも参考にさせていただいております。
今後ともよろしくお願いいたします。
【2017/12/31 17:07】 URL | fontanka #- [ 編集]

>fontankaさん
fontankaさん、来年もよろしくお願いいたします。

今年は、読書会テーマ優先の読書でいっぱいになってしまったこともあり、新刊消化率が少な目でした。ミステリ系の本も買ってはいるのですが、なかなかそちらまで手が回りません。上の記事でも、マンガはたくさん取り上げてるのは、こちらの方がすぐ読める…というのもありますね。
【2017/12/31 19:19】 URL | kazuou #- [ 編集]


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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。
twitterアカウントは@kimyonasekai



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