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12月の気になる新刊
12月4日刊 マーゴット・ベネット『過去からの声』(論創社 予価3240円)
12月4日刊 ダグラス・アダムス『ダーク・ジェントリー 全体論的探偵事務所』(河出文庫 予価994円)
12月6日刊 トマス・ピアース『小型哺乳類館』(早川書房 予価2160円)
12月6日刊 コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』(早川書房 予価2484円)
12月7日刊 C・S・ルイス『ナルニア国物語6 銀の椅子』(光文社古典新訳文庫)
12月11日刊 フェルディナント・フォン・シーラッハ『コリーニ事件』(創元推理文庫 予価778円)
12月13日刊 ディーノ・ブッツァーティ『魔法にかかった男』(東宣出版 予価2376円)
12月19日刊 サキ『四角い卵』(白水Uブックス 予価1620円)
12月20日刊 エドワード・ケアリー『肺都 アイアマンガー三部作3』(東京創元社 予価4104円)
12月20日刊 ドット・ハチソン『蝶のいた庭』(創元推理文庫 予価1296円)
12月25日刊 森瀬繚『クはクトゥルーのク CTHULHU CHRONICLES』(三才ブックス 予価2480円)
12月26日刊 『怪人 江戸川乱歩のコレクション』(新潮社 予価1728円)
12月27日刊 諸星大二郎『諸星大二郎劇場 第1集 雨の日はお化けがいるから』(ビッグコミックススペシャル 予価1550円)


 『ダーク・ジェントリー 全体論的探偵事務所』は、『銀河ヒッチハイク・ガイド』 で知られるダグラス・アダムスの傑作作品だそうです。気になりますね。

 トマス・ピアース『小型哺乳類館』は、アメリカの新鋭作家による短篇集。「息子が連れ帰ったクローン再生マンモスを裏庭で飼うことになった母親、夢の中にだけ存在する夫への愛を語る妻と動揺する現実の夫……突飛かつ壮大なスケールの想像力を通して、家族の拠り所を見つめ直す、新鋭のアメリカ人作家による笑えて泣ける十二の短篇。」とのことで、ちょっと奇想の入った作品集のようです。

 12月でイチオシはこれでしょうか。ディーノ・ブッツァーティ『魔法にかかった男』。紹介文を引用しておきます。「現代イタリア文学の奇才ブッツァーティ待望の未邦訳短篇集――初期から中期にかけて書かれた20作品を収録。1篇をのぞく19篇が初訳! 誰からも顧みられることのない孤独な人生を送った男が亡くなったとき、町は突如として夢幻的な祝祭の場に変貌し、彼は一転して世界の主役になる「勝利」、一匹の奇妙な動物が引き起こす破滅的な事態(カタストロフィ)「あるペットの恐るべき復讐」、謎めいた男に一生を通じて追いかけられる「個人的な付き添い」、美味しそうな不思議な匂いを放つリンゴに翻弄される画家の姿を描く「屋根裏部屋」……。現実と幻想が奇妙に入り混じった物語から、寓話風の物語、あるいはアイロニーやユーモアに味付けられたお話まで、バラエティに富んだ20篇。」
 東宣出版は、近年ブッツァーティの邦訳本を続けて出してくれていますね。ファンとしては感謝したいところです。

 サキの新訳シリーズももう第四弾です。『四角い卵』には、初期短篇集『ロシアのレジナルド』と没後編集の『四角い卵』を収録。他に、短篇・スケッチを追加収録。付録はサキの生涯と作品を概観したJ・W・ランバート「サキ選集序文」。挿絵はエドワード・ゴーリーです。

 話題を呼んだ、エドワード・ケアリーの《アイアマンガー三部作》の完結篇『肺都』が登場です。波乱万丈の物語の結末がどうなるのか気になります。

 森瀬繚『クはクトゥルーのク CTHULHU CHRONICLES』は、日本国内で発売された古今のクトゥルー神話作品1000作以上を解説したガイドブックとのこと。コミック・映画・ゲームなどもカバーしているとのことで、この分野のガイドブックの決定版になりそうな予感です。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
もう師走だなんて。
諸星先生のboxが三巻で完結して、もっと読みたいと願っていたら新刊が!第一集ということは第二第三も期待して良いのでしょうか?
【2017/11/26 16:40】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
『諸星大二郎劇場』は、雑誌掲載の読切短篇を集めたものらしいです。おそらく続刊もあるんじゃないでしょうか。
【2017/11/26 19:12】 URL | kazuou #- [ 編集]


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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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