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11月の気になる新刊
11月7日刊 ウィリアム・ゴールディング『後継者たち』(ハヤカワepi文庫 予価994円)
11月7日刊 エイミー・ジェントリー『消えたはずの、』(ハヤカワ文庫NV 予価1058円)
11月7日刊 ケイティ・カーン『君の彼方、見えない星』(ハヤカワ文庫SF 予価994円)
11月7日刊 香山滋『海鰻荘奇談』(河出文庫 予価950円)
11月11日刊 東雅夫編『山怪実話大全 岳人奇談傑作選』(山と渓谷社 予価1296円)
11月15日刊 H・P・ラヴクラフト『クトゥルーの呼び声』(星海社 予価1512円)
11月21日刊 フィリップ・K・ディック『シミュラクラ 新訳版』(ハヤカワ文庫SF 予価1058円)
11月22日刊 A・E・W・メースン『矢の家 新版』(創元推理文庫 予価1080円)
11月22日刊 マイクル・ビショップ『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』(国書刊行会 予価2808円)
11月24日刊 ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』(国書刊行会 予価2052円)
11月24日刊 ジョージ・A・ロメロ他『NIGHTS OF THE LIVING DEAD ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド 死者の章』(竹書房文庫 予価810円)
11月24日刊 ジョージ・A・ロメロ他『NIGHTS OF THE LIVING DEAD ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド 生者の章』(竹書房文庫 予価810円)
11月24日 エセル・M・マンロー/サキ『サキの思い出 付 サキ短篇選』(彩流社 予価2160円)
11月29日刊 星新一『進化した猿たち The Best』(新潮文庫)
11月30日刊 ソフィア・サマター『図書館島』(東京創元社 予価3132円)
11月30日刊 アルフレッド・ベスター『イヴのいないアダム ベスター傑作選』(創元SF文庫 予価1188円)[amazon]


H・P・ラヴクラフト『クトゥルーの呼び声』は、ラヴクラフト作品の新訳になる短篇集。収録作品は以下の通り。
「ダゴン」
「神殿」
「マーティンズ・ビーチの恐怖」
「クトゥルーの呼び声」
「墳丘」
「インスマスを覆う影」
「永劫より出でて」
「挫傷」(H・S・ホワイトヘッド作)
ラヴクラフト作品の新訳は、ずいぶん久しぶりではないでしょうか。これは楽しみですね。

ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って』は、作家として知られる著者のデビュー作だそうですが、なんとラヴクラフトの伝記というか評論みたいな本のようです。これは気になりますね。

《ドーキー・アーカイヴ》の続刊は一年ぶりぐらいでしょうか。マイクル・ビショップ『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』は、メタホラーの傑作として日本でも名前が知られていた作品です。これは楽しみ。

ジョージ・A・ロメロ他『NIGHTS OF THE LIVING DEAD ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド』は、ロメロ監督『ナイツ・オブ・ザ・リビングデッド』に触発された作品を集めたテーマ・アンソロジーのようです。収録作品が公開されていました。

『死者の章』
序説:ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/ジョージ・A・ロメロ
まえがき 〜朽ちかけた映画館での奇妙な少年の回想〜/ジョナサン・メイベリー
デッドマンズ・カーブ/ジョー・R・ランズデール
スーという名のデッドガール/クレイグ・E・イングラー
ファスト・エントリー/ジェイ・ボナンジンガ
この静かなる大地の下に/マイク・ケアリー
ジミー・ジェイ・バクスターの最後で最高の日/ジョン・スキップ
身元不明遺体/ジョージ・A・ロメロ
安楽死/ライアン・ブラウン
軌道消滅/デヴィッド・ウェリントン
乱杭歯/マックス・ブラリア
灼熱の日々/キャリー・ライアン

『生者の章』
その翌日/ジョン・A・ルッソ
卓上の少女/アイザック・マリオン
ウィリアムソンの愚行/デイヴィッド・J・スカウ
動物園の一日/ミラ・グラント
発見されたノート/ブライアン・キーン
全力疾走/チャック・ウェンディグ
孤高のガンマン/ジョナサン・メイベリー
現場からの中継/キース・R・A・ディカンディード
死線を越えて/ニール&ブレンダン・シャスターマン
ジョージ・A・ロメロへの追悼文

 星新一『進化した猿たち The Best』は、かって新潮文庫から出ていた同名書籍のベスト版のようですね。外国の一コマ漫画について語ったエッセイ集で、読んでいていろんなアイディアの浮かんでくるような面白さにあふれています。

 アルフレッド・ベスター『イヴのいないアダム ベスター傑作選』は、以前に河出書房から出た『願い星、叶い星』の増補新版。新訳2編を増補しているとのことです。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

メーソンの「矢の家」って、かなり評価されているのですが、そこまで面白くなないと思っているのですが。。。
いつも、もっと手に入りにくいものを出してほしいなぁという気持ちと、読みやすい本でないと、読者がつかないのかなとも思ったりします。
【2017/10/31 21:26】 URL | fontanka #- [ 編集]

>fontankaさん
ミステリ・ガイドなんかを読むと、必ず古典の部には入っている作品ですよね。確かに、面白いかと言われれば微妙なんですが…。

最近、創元は古典作品の新版をたくさん出してますよね。未訳の作品をもっと出した方がいいんじゃないかとは、僕も思います。ただ、新版で文字も読みやすいので手に取る…という読者もいるのはおそらく事実なので(僕も最近出てる『ブラウン神父』シリーズなんか、つられて買っちゃいました)。
【2017/10/31 21:34】 URL | kazuou #- [ 編集]


kazuouさん>
おっしゃることは大変よくわかります。読者を広げる事は今後重要ですから。

自分も、カーのある本が、ええ、ここそういう描写だったの(トリックに関係ない。恋愛部分)と思ったことがあります。

いつも、思うんですよね。図書館で読めないのを出してほしいとか。
わがままな要望ですが・・・
【2017/11/01 20:36】 URL | fontanka #- [ 編集]

>fontankaさん
未訳だったり、絶版の本を優先して出してほしいな…というのは、やっぱりありますよね。
ミステリでいうと、クイーンやクリスティの作品を新訳してるなら、他の未訳作品を出したほうがいいんじゃないかとか。
カーは、訳が良くないものも結構あるので、新訳ものは、随分読みやすくなっているみたいですが。
【2017/11/01 21:44】 URL | kazuou #- [ 編集]

クトゥルー
クトゥルー楽しみです。「虚ろなる十月の夜に」と同じ翻訳者の方で期待が持てます。少女終末旅行のアニメが映像も音楽も素晴らしく原作の雰囲気そのままで嬉しい!
【2017/11/10 12:20】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
ラヴクラフトの新訳は久しぶりだと思うので、どんな感じなのか楽しみですね。
「少女終末旅行」のアニメはまだ見ていないのですが、いずれ見てみたいと思います。
【2017/11/10 21:18】 URL | kazuou #- [ 編集]


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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。
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