怪奇幻想読書倶楽部 第8回読書会 参加者募集です
 2017年8月27日(日曜日)に「怪奇幻想読書倶楽部 第8回読書会」を開催いたします。若干名の参加メンバーを募集しますので、参加したい方がおられたら、連絡をいただきたいと思います。
 連絡いただきましたら、改めて詳細をメールにてお送りいたします。

お問い合わせは、下記アドレスまでお願いいたします。
kimyonasekai@amail.plala.or.jp


開催日:2017年8月27日(日曜日)
開 始:午後13:30
終 了:午後17:30
場 所:JR巣鴨駅周辺のカフェ
参加費:1500円(予定)
テーマ
第1部:世界の終わりの物語
第2部:リチャード・マシスンの世界

※「怪奇幻想読書倶楽部」は、怪奇小説、幻想文学およびファンタスティックな作品(主に翻訳もの)についてのフリートークの読書会です。
※個人の発表やプレゼンなどはありません。話したい人が話してもらい、聴きたいだけの人は聴いているだけでも構いません。
※基本的には、オフ会のような雰囲気の会ですので、人見知りの方でも、安心して参加できると思います。

第1部のテーマは「世界の終わりの物語」。様々な要因により破滅を迎えた世界についての物語を集めてみたいと思います。
 例えば、寿命を迎えた地球を描くH・G・ウェルズ『タイムマシン』やW・H・ホジスン『ナイトランド』、人類がほぼ吸血鬼になってしまった世界を描くリチャード・マシスン『アイ・アム・レジェンド』、人間が結晶化してゆく世界を描いたJ・G・バラード『結晶世界』、植物に襲われる世界を描いたジョン・ウィンダム『トリフィド時代』、山椒魚によって人類が滅亡するカレル・チャペック『山椒魚戦争』など。
 滅んだ世界、あるいは滅びつつある世界で人間はどう考え、どう生きるのか? 終わりを迎えた世界についての物語の魅力とは何なのかを考えてみたいと思います。

 第2部は「リチャード・マシスンの世界」。アメリカの作家リチャード・マシスン(1926-2013)の作品群を見ていきたいと思います。
 ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画の原型となった『アイ・アム・レジェンド』、幽霊屋敷ものの新機軸『地獄の家』、ノスタルジック・ファンタジーの名作『ある日どこかで』、縮み続ける男を描いたSF作品『縮みゆく人間』など、エンターテインメントの歴史に名を残す名作長編のほか、『13のショック』『激突』『不思議の森のアリス』『運命のボタン』などの短篇集には、ホラー・SFの名短篇が多く収められています。
 また、オムニバス・ドラマシリーズ《トワイライトゾーン》で脚本を手がけたほか、映画の脚本、自作の映画化など、映像分野でも多くの仕事を残しています。
 小説・映像の分野で大きな軌跡を残したマシスンの作品について、話し合いたいと思います。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
世界の終わり
ジャック・ヴァンスの「終末期の赤い地球」の世界観が好きで、滅びに向かう世界で人もサクサク死にますが、アッケラカンとして陰惨な感じがしないのが良い!ホジスンのナイトランドも大好きです。ゲームのメガテンシリーズも。思春期に「ノストラダムスの大予言」が直撃した世代です。漫画にも終末ものの名作が一杯ありますね。「14歳」は怪作でした。
【2017/08/11 19:38】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
日本でも海外でも、破滅もの・終末ものの名作はいっぱいありますね。昔は時代を反映して、第三次大戦とか放射能とかが原因のものが多かった気がしますが、時代が新しくなると、世界滅亡の原因も工夫されてきて、なかなか面白いです。
『14歳』も、壮大な破滅ものだと思います。楳図かずおでは『漂流教室』も同じテーマの名作ですね。
【2017/08/11 19:50】 URL | kazuou #- [ 編集]

少女終末旅行
再レスすみません。今、ネット連載を楽しみにしているのが、つくみず先生の「少女終末旅行」です。アニメ化もされるそうで嬉しい!少女たちも可愛いけど、雪に覆われた廃墟の世界が魅力的で更新日を心待ちにしています。
【2017/08/11 19:53】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]


「少女終末旅行」、何話か読んでみましたが、なかなか面白い作品でしたね。
【2017/08/12 10:01】 URL | kazuou #- [ 編集]

難易度
個人的には今回もテーマの難易度は高めかなぁ、と思いつつ前向きに参加検討中です…

先ずマシスンは、ホラー短編好きや異色作家系の愛好者には共通して好かれていそうですし、TVシリーズのミステリーゾーン他に関わっているほか、スピルバーグの出世作「激突!」の作者でもあり、晩年にはフィニーを思わせるようなテーマの作品も書いていたりと、間口は広そうでもあります。ラヴクラフトの次に個人で取り上げる作家としては、モダンホラー系の大御所を除けば、確かに一番手で挙がりそうな作家さんですよね。個人的にも大好きな作家さんですし・・・
ただ、マシスンについて「語る」となるとそこまで語ることがあるんだろうか…異色作家についても、怪奇短編についてもそれぞれ一通り話した後になるけれど… というのが私個人の正直なところで、そこはkazuouさんの周到な準備と、様々な方の私の固定観念を超えた意見の表出に期待したいところです。
作家性・作品の魅力もついて、という話になると、小鷹さんが短編集のあとがきで書かれているようなことで集約されてしまうのかな、という気もするので・・・ 各々の作品について各論レベルの話をしていけば、まぁ結構持つのかなぁとは思うのですが…
好きな作品とすると幾つかぱぱっと浮かびますが、それ以外の記憶の薄い作品について、私に関してはちょっと復習が必要かも知れません。
私の印象を覆すような、多方向からの意見表出があったら面白いなぁと思います。
(実は「縮みゆく男」が未読なので、それまでに読めず、聞いた話が魅力的なら買ってしまうかも・・・)

あと、世界の終わり、ですが、ぱっと浮かぶのはネビル・シュートの「渚にて」で、多分SF系作品に似たテーマの作品が多そうで、先日話題に上った「地球最後の刑事」など、それなりに魅力的な作品はあり・・・といった程度で余り連想が働かないですね…
例えば 現在の文明の"破滅"後にも世界は続くが、暴力が支配するような世界だったり、様々な政治的・あるいは文化的制約があったりする、というようなものまで含めると間口は広がりそう(SFにはこの手の話が多そうですね)ですが・・・ 私個人は映画、マンガ含め(楳図、伊藤潤二あたりのものはさすがに読んでいますが… 「寄生獣」みたいな異種族侵略系は世界の終わりとはまた違いますよね、多分…)その辺も不案内なので(コーマック・マッカーシー作品などくらい…?)、逆に上手く行けば様々な収穫がありそうですが、不案内な分見通せないことが多くて、どうなるのかなぁ・・・と。
個人的に浮かぶ名作のタイトルは、今のところ短編のものばかりですが、それは今回の趣旨に合っているのかなぁというのもあります。(長編作品を想定しているように読みとれるので…)
「猿の惑星」(映画)は名作とは思いますが含まれるのか… 珍しいところではP・D・ジェイムズの「人類の子供たち」なんてのもありますね。

また何だか了見の狭いコメントで申し訳ないですが、そこを超える何かがあれば、という辺りを期待しています。
【2017/08/13 09:13】 URL | Green #mQop/nM. [ 編集]

>Greenさん
マシスンは、短編・長編含めて、いろいろなアプローチが可能だと思っていて、それが今回テーマに選んだ理由でもありますね。
マシスンは『ある日どこかで』とか『奇跡の輝き』とか、ちょっと毛色が変わったものを除くと、大体どの作品にも一貫して流れているテーマがあるんですよね。
それを指摘しているのが、小鷹信光氏の解説文で、あの文章は今でも通用する、本質をついたものだと思います。
新たな視点とか発見があるのか?と言われれば、そんなにないような気もしますが、短編・長編ともに、ポイントとなる作品があると思うので、そのあたりを順番に話していくだけでも面白いんじゃないかなと思います。

「世界の終わり」の方は、対象作品が多すぎて、なかなか難しいかもしれません。僕がメインに想定しているのは、いわゆる「破滅SF」(『渚にて』を含む)ですね。挙げている作品が長編なのは、知名度の高いものを挙げているだけなので、短編も含めて話していきたいなと思っています。
個々の作品について…というよりは、破滅もの、災害ものなどひっくるめて、このタイプの物語の魅力とは何なのか? というあたりを話したいと思っています。
【2017/08/13 21:24】 URL | kazuou #- [ 編集]


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Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。



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