欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその7
影が行く―ホラーSF傑作選 (創元SF文庫) マッド・サイエンティスト (創元SF文庫 ン 5-1) 狼女物語—美しくも妖しい短編傑作選 死のドライブ (文春文庫) シルヴァー・スクリーム 上 (創元推理文庫) 漆黒の霊魂 (ダーク・ファンタジー・コレクション)
 2009年ごろに連続した記事としてまとめた、「欧米の怪奇小説をめぐって アンソロジー編」。
 後から読み直してみると、取りこぼしていたアンソロジーもありますし、新しく刊行されたアンソロジーもあります。そこで「拾遺編」として、未紹介だった怪奇小説アンソロジーを紹介しておきたいと思います。

 『ハードシェル』(大久保寛他訳 ハヤカワ文庫NV)
 『スニーカー』(吉野美惠子他訳 ハヤカワ文庫NV)
 1980年代、モダンホラーがブームだったころに刊行されたアンソロジー。
 この2冊とも、原題が同じ「Night Visions」シリーズに属する作品集なのですが、ユニークな編集方法をとっています。それは収録作家を選んだ後、それぞれの作家が独自にページの割り振りをしていいというもの。短篇をいくつか書いてもいいし、中篇を1つでもいいという、自由な編集方法なのです。
 『ハードシェル』の収録作家は、ディーン・R・クーンツ、エドワード・ブライアント、ロバート・R・マキャモンの3人。それぞれが短篇を数篇収録しています。
 短篇の名手エドワード・ブライアントの短篇がまとまって読めるのは、未だにこの本ぐらいじゃないでしょうか。集中で一番インパクトがあるのは、マキャモンの『ベスト・フレンズ』ですね。バリバリのスプラッター作品で娯楽作品としては第一級です。
 『スニーカー』の収録作家は、スティーヴン・キング、ダン・シモンズ、ジョージ・R・R・マーティン。
 キングの作品は正直冴えないのですが、風刺の効いたダン・シモンズ作品とマーティンの力作中篇『皮剥ぎ人』が面白いです。

 『影が行く ホラーSF傑作選』 (中村融編訳 創元SF文庫)
 ホラー味のあるSF作品を集めた、ありそうでなかったアンソロジーです。古典的なSFホラー『影が行く』を中心に、リチャード・マシスン、クーンツ、フリッツ・ライバー、フィリップ・K・ディック、ロジャー・ゼラズニイ、ジャック・ヴァンスなどを収録。
 近年書かれた作品は少なく、まだホラーやSFが現在ほど画然と分かれていなかった時代の短篇が集められている感じです。エンタテインメント性にあふれた好アンソロジー。

 同じく中村融編訳の『千の脚を持つ男 -怪物ホラー傑作選』
 怪物をテーマにしたホラー作品を集めています。ジョゼフ・ペイン・ブレナン、P・スカイラー・ミラー、フランク・ベルナップ・ロング、R・チェットウィンド=ヘイズなど、あまり単体では紹介されないマイナー作家たちの好短篇が多く収録されており、コストパフォーマンスも抜群です。インパクトではやはりシオドア・スタージョンの『それ』が一番でしょうか。
 怪物や怪獣ものが好きな人にはオススメしておきたいですね。

 スチュアート・D・シフ編『マッド・サイエンティスト』(荒俣宏他訳 創元推理文庫)
 タイトル通り、マッド・サイエンティストの登場する作品を集めたアンソロジーです。
 ラヴクラフトの『冷気』や、ロバート・ブロックの『ノーク博士の謎の家』、フランク・B・ロング『ティンダロスの猟犬』などの古典的作品が中心になっています。ラムジー・キャンベルやカール・E・ワグナーなどの現代作家の作品もありますが、テイストとしてはB級を狙っており、パルプマガジン風の娯楽ホラーが多く楽しめる作品集ですね。

 エレン・ダトロウ編『魔猫』(佐々木信雄他訳 早川書房)
 魔性の猫をテーマにしたアンソロジー。正直、傑作は見当たらず水準作の多い作品集ですね。ナンシー・クレス、ジェイン・ヨーレン、ストーム・コンスタンティン、 ジョイス・キャロル・オーツ、タニス・リーなど、女性作家が多いのが特徴といえば特徴でしょうか。

ウェルズ恵子編『狼女物語 美しくも妖しい短編傑作選』(工作舎)
 「人狼」をテーマにしたアンソロジーですが、ユニークなのは、「狼女」を扱った作品を集めているところ。この本でしか読めない作品が多数です。題材が題材だけに迫力のある作品が多いですね。マンリー・バニスター、クレメンス・ハウスマン、エリック・ステンボック、ギルバート・キャンベル、ジョージ・マクドナルド、キャサリン・クロウの作品を収録。

 ピーター・ヘイニング編『魔法使いになる14の方法』(大友香奈子訳 創元推理文庫)
 「学校」や「魔法」をテーマにした短篇を集めています。かなりファンタジー寄りのアンソロジーですが、編者がヘイニングだけに、ホラーテイストが強い作品も収められています。E・ネズビット、マンリー・ウェイド・ウェルマン、ラッセル・ホーバン 、ジョーン・エイキン 、ウィリアム・ハーヴィー、ジョン・ウィンダム、ダイアナ・ウィン・ジョーンズなどの作品を収録。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品が売りのアンソロジーみたいです。

 ピーター・ヘイニング編『死のドライブ』(野村芳夫訳 文春文庫)
 車をテーマにした、ホラー・アンソロジーです。映画『激突』の原作である、リチャード・マシスン『決闘』や、スティーヴン・キング『トラック』、ロアルド・ダール『ヒッチハイカー』、J・G・バラード『クラッシュ』、イヴ・メルキオー『デス・レース2000年』など、いろいろなジャンルの作品が集められています。厳密にはホラーではないのでしょうが、恐怖小説的な要素が強い作品が多いです。

 デイヴィッド・J・スカウ編『シルヴァー・スクリーム 上下』(田中一江/夏来健次/尾之上浩司訳 創元推理文庫)
 映画をテーマにしたモダンホラー・アンソロジー。邦訳が出版されるという情報が出てから何十年と出なかったという伝説的なアンソロジーですが、中身は力作揃いで素晴らしい出来の作品集です。
 とくに上巻には、インパクトの強い作品が収められていて、続けて読むと結構きついかもしれません。突然体に傷が現れはじめる映画監督を描いた『カット』(F・ポール・ウィルスン)が素晴らしく、この作品を読むためだけに、アンソロジーを購入してもいいほどだと思います。
 ロバート・ブロック、レイ・ガートン、クライヴ・バーカー、ジョー・R・ランズデール、 カール・エドワード・ワグナー、ロバート・R・マキャモン、クレイグ・スペクター、リチャード・クリスチャン・マシスン、ミック・ギャリス、ジョン・スキップ、ラムジー・キャンベル、エドワード・ブライアントなどの作品を収録。

 ロバート・E・ワインバーグ、マーティン・H・グリーンバーグ編『ラヴクラフトの遺産』(夏来健次/尾之上浩司訳 創元推理文庫)
 ラヴクラフトへオマージュを捧げたアンソロジーです。この手のアンソロジーは、作家へのリスペクトが強すぎると、作品が硬くなってしまう傾向があります。本書にも、あまり傑作と呼べる作品が見当たらない気がしますが、ラヴクラフト好きなら、無条件で楽しめるでしょう。なかでは、ゲイアン・ウィルソン『ラヴクラフト邸探訪記』が、才気あふれる作品で楽しめます。

 スコット・デイヴィッド・アニオロフスキ『ラヴクラフトの世界』 (大瀧啓裕訳 青心社文庫)
 上記『ラヴクラフトの遺産』と同じようなタイトルのアンソロジーですが、ラヴクラフトが言及した都市や地名にインスピレーションを受けて書かれた作品を集めるというコンセプトのアンソロジーなので、ラヴクラフト風味にはなっているものの、全ての作品が、必ずしもクトゥルー神話ものになっているというわけではありません。
 玉石混交ですが、見たものを死に追い込む謎の絵を扱った『ファン・グラーフの絵』(J・トッド・キングリア)、怪物に支配されたパラレルワールドに迷い込んだカップルを描く『闇のプロヴィデンス』(ドン・ダマサ)、農場で暮らす夫婦が変調をきたしていく様子をじっくりと描いた力作『ポーロス農場の変事』(T・E・D・クライン)などが印象に残ります

 松岡光治編訳『ヴィクトリア朝幽霊物語』 (アティーナ・プレス)
 ヴィクトリア朝の正調幽霊物語を集めたアンソロジー。ほとんどの作品が本邦初訳で、貴重な作品集です。古き良きゴースト・ストーリーといった趣の作品が多いですね。イーディス・ネズビット、チャールズ・ディケンズ、ダイナ・マロック、アミーリア・エドワーズ、ウィルキー・コリンズ、シェリダン・レ・ファニュらの作品を収録。

 マーティン・H・グリーンバーグ、バーバラ・ハムリー編『死の姉妹』(扶桑社ミステリー)
 書き下ろしながら、全体的にレベルの高いアンソロジー。さすがに手垢のついたテーマだけに、各自工夫を凝らした作品が多いです。北欧を舞台にするなど斬新な設定の作品も見られますね。SF系の作家が多いのも特徴。
 M・ジョン・ハリスン、スティーヴ・ラズニック・テム&メラニー・テム、ディーン・ウェズリー・スミス、パット・キャディガン、ジョージ・アレック・エフィンジャー、ラリイ・ニーヴン、ジェイン・ヨーレンなどの作品を収録。

ジェフ・ゲルブ編『ショック・ロック』(白石朗/大森望他訳 扶桑社ミステリー)
 ロックとホラーをテーマにしたアンソロジーです。テーマが音楽だけに、そちら方面に興味のない人にとっては、興味を持ちにくいかもしれません。 スティーヴン・キング、F・ポール・ウィルスン、デイヴィッド・J・ショウ、グレアム・マスタートン、トマス・テッシアー、ジョン・シャーリイなど。

 マーティン・H・グリーンバーグ、エドワード・E・クレイマー、ナンシー・A・コリンズ編『ゴーサム・カフェで昼食を 22の異常な愛の物語』 (扶桑社ミステリー)
 タイトル通り、異常な愛を描いた物語を集めたアンソロジーです。テーマがテーマだけに、サイコ・スリラー風の作品が多いです。スティーヴン・キング、キャシー・コージャ、デイヴィッド・J・ショウ、リチャード・レイモン、キャスリン・プタセク、ジョン・シャーリイ、エド・ゴーマン、ナンシー・A・コリンズなど。ブラック・ユーモアの効いた短篇集『器官切除』で知られるマイケル・ブルームラインの作品が貴重です。

 ミシェル・スラング編『レベッカ・ポールソンのお告げ <13の恐怖とエロスの物語>』(大久保寛訳 文春文庫)
 恐怖よりも、どちらかと言うと性的・官能的な要素の強い作品の多いアンソロジーです。パトリック・マグラア、ジョナサン・キャロル、アンジェラ・カーター、クライヴ・バーカーなど、このテーマなら絶対入るな、という作家が入っているところに、妙な座りごこちの良さが感じられますね。
 ただ、「普通」のホラー小説が読みたいという読者には、少しカラーが違うので、あまりホラー・アンソロジーと思わないで読んだほうがいいかもしれません。

 ミシェル・スラング編『筋肉男のハロウィーン <13の恐怖とエロスの物語2>』(吉野美恵子訳 文春文庫)
 <13の恐怖とエロスの物語>の第2弾です。2集は、わりと起承転結の効いた短篇が多く、お話として面白いので、1集よりも、こちらの2集をオススメしたいところです。
 ハーラン・エリスン『ヘレン・バーヌーの顔』、J・G・バラード『妄想のとりこ』、チャールズ・ボーモント『倒錯者』、ロバート・ブロック『モデル』など、まるで≪異色作家短篇集≫のような趣です。
 アーサー・マッケンやA・E・コッパードの古典的な怪奇小説も収録しています。また、コナン・ドイルの『寄生体(パラサイト)』は、精神的な吸血鬼を描いた力作ですが、これもオススメ。

 1984~1986年ごろにソノラマ文庫から出ていた海外シリーズには、多くのホラーアンソロジーが含まれていました。なかでも、シリーズ内叢書のような形で、何冊かセットになって刊行されたアンソロジーが二つあります。

 ひとつは、ハーバート・ヴァン・サール編のアンソロジー。全部で4冊出ています。『魔の配剤』(熱田遼子、松宮三知子訳)、『魔の創造者』熱田遼子、松宮三知子訳)、『魔の生命体』(小島恭子訳)、『魔の誕生日』(小島恭子訳)と、全部「魔」がつくタイトルになっていますね。
 日本で言えば江戸川乱歩風とでもいったらいいでしょうか。怪奇味の強い作品が多く収められています。『魔の生命体』では、B級ホラーの巨匠的存在チャールズ・バーキンの作品が読めるのも嬉しいところ。

 もうひとつは、デニス・ホイートリー編になる≪恐怖の一世紀≫。これも邦訳版では4分冊になっている、大部のアンソロジーです。 『真夜中の黒ミサ』(羽田詩津子、長井裕美子他訳)、 『悪夢の化身』(樋口志津子、竹生淑子他訳)、 『13人の鬼あそび』(猪俣美江子、笹瀬麻百合他訳)、 『神の遺書』(小島恭子訳)の4冊から成ります。ホジスン、ブラックウッド、マッケン、ブラム・ストーカー、ビアス、デ・ラ・メアなどの、有名作家の名前も見えますが、大部分は日本では邦訳がひとつあるかないかといった作家の作品が多く含まれます。
 H・T・W・ボースフィールド、ブランチ・ベイン・クーダー、C・E・モンターギュ、バーナード・ブロミッジなど、珍しい作家の作品が読める、ひじょうに貴重なアンソロジーになっています。

 あとは、同じくソノラマ海外シリーズから単体で出版されたアンソロジーを紹介しておきます。

 ピーター・ヘイニング編『ウイッチクラフト・リーダー 《過去・現在・未来の魔道師たち》』》(村上実子訳)
 魔術をテーマにしたアンソロジー。キース・ロバーツの魔女物作品を始め、フリッツ・ライバー、シオドア・スタージョン、リチャード・マシスン、ロバート・ブロックの作品などを収録。

 カート・シンガー編『眠られぬ夜のために 《ウィアード・テールズ傑作選》』(長井裕美子訳)
 ホラー小説専門誌《ウィアード・テールズ》の傑作選。B級作品ではありますが、オーガスト・ダーレス、マーガレット・セント・クレア、ウィリアム・テン、エリザベス・カウンスルマンなど、安心して楽しめる作品がそろっています。

 シンシア・アスキス編『恐怖の分身 《ゴースト・ストーリー傑作選》』(長井裕美子訳)
 幽霊小説の名手シンシア・アスキス編になるゴースト・ストーリーの傑作選です。ソノラマ海外シリーズのなかでは、最も文学性が高く、ハイブロウな作品集といっていいかと思います。

 ロッド・サーリング編『魔女・魔道士・魔狼』(長井裕美子訳)
 ミステリーゾーンで有名なロッド・サーリング編のアンソロジー。タイトルにあるように「魔女」と「魔法使い」と「人狼」をテーマにした作品を集めています。ラドヤード・キップリングやナサニエル・ホーソーンの古典的作品から、現代(サーリングが活躍した1960年代ですが)の作品までバラエティ豊か、かつレベルの高いアンソロジーになっています。
 なかでは、名作ファンタジー『ラーオ博士のサーカス』で知られるチャールズ・G・フィニーの傑作『黒い魔犬』がいちばんのオススメですね。

 論創社の怪奇小説シリーズ≪ダーク・ファンタジー・コレクション≫では、『漆黒の霊魂』『終わらない悪夢』がアンソロジーです。

 ハーバート・ヴァン・サール編『終わらない悪夢』(金井美子訳)
 ソノラマ文庫でも出ていたハーバート・ヴァン・サール編のアンソロジー。ヴァン・サール編のアンソロジーは、マイナー作家がひじょうに多く、マニアには嬉しい作りですね。質も水準以上ですが、収録作品が20編と多く、お得な作品集になっています。

 オーガスト・ダーレス編『漆黒の霊魂』(三浦玲子訳)
 こちらは、ロバート・ブロック、ロバート・E・ハワード、ジョゼフ・ペイン・ブレナンなど、ウィアード・テイルズ系の作家に加え、怪奇小説の名匠たち、ウィリアム・ホープ・ホジスン、ジョン・メトカーフ、H・R・ウエイクフィールド、M・P・シールなどの作家を収録した、上質な作品集です。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント
アンソロジー
ご無沙汰しております。

邦訳ホラー、怪奇幻想のアンソロジーはあらかた抑えていた(但し文庫限定)つもりになっていましたが、ソノラマ系は入手難もあって、ほとんど未読のままです。
他レーベルから復刻再版してくれたらいいのですが、『シルヴァー・スクリーム』のように20年以上前のものがやっと邦訳が出るような現況では……望み薄でしょうか。

やはり古書を探すのが早道のようですね。

あと、文春文庫の≪13の恐怖とエロスの物語≫の第2弾は「筋肉男のハロウィーン」ではないでしょうか。
この2冊は新刊で出ていた頃に読みましたが、嗜好の違いかどうも愉しめず、早々に古本屋に売ってしまいました(汗
【2014/07/19 12:35】 URL | rene #T61DVtR6 [ 編集]

>reneさん
reneさん、こんにちは。

最近は、ホラー・アンソロジーって、ほんとうに出なくなくなりましたね。
クラシックな怪奇小説のアンソロジーだと、頻繁とまでは言わなくても、わりと出ている印象があるのですが、現代もの、モダンホラーとか、そのあたりのアンソロジーは今やほとんどない気がします。

≪13の恐怖とエロスの物語2≫のタイトルは修正しました。ご指摘ありがとうございます。
ミシェル・スラングのこの2冊、僕も1集の方は、肌合いが合わなかったんですが、2集の方は、わりと面白く読めました。2集に入っているJ・G・バラードの短篇がけっこう面白くて(バラードの初読はたぶんこの本です)、それで印象に残っているアンソロジーでもあります。

ソノラマ海外シリーズは、怪奇・ホラー好きには宝の山みたいな叢書です。作家別の短篇集の方は、カーシュとかライバーとか、いくつか新訳が出たものもありますが、アンソロジーに関しては復刊は難しいかも。もったいないと思います。
【2014/07/19 14:07】 URL | kazuou #- [ 編集]


さすがなラインナップ。
乱読しているので、読んでいるはずのものでも、「読んだこと」しかおぼえていないことに愕然としております。
アンソロジーは版権の関係もあるのか、絶版になると復刊しない傾向があるので、
見つけたら「買い」ではありますが、ソノラマ文庫などは、もう事実上ムリですよね。

図書館の本も借りていないと「除籍」されちゃったりするので、注意が必要ですよね。
【2014/07/19 18:07】 URL | fontanka #- [ 編集]

>fontankaさん
サンリオSF文庫は、一時の高値が落ち着いて、古本でも手に入りやすくなっているようですが、ソノラマ海外シリーズは、高値以前に品がほとんど出回っていない感じですね。

あれだけの数の怪奇小説アンソロジーが埋もれてしまうのは、ほんとうにもったいない話です。
ピーター・ヘイニング編『ウイッチクラフト・リーダー』とかシンシア・アスキス編『恐怖の分身』、ロッド・サーリング編『魔女・魔道士・魔狼』あたりは、収録作品のレベルもかなり高くて、復刊する価値は十分にあると思います。
【2014/07/19 18:50】 URL | kazuou #- [ 編集]


久しぶりにコメントさせていただきます。アンソロジーは好きなのでマメにチェックしているつもりですが、さすがkazuouさん、知らないものの多数あり参考になります。それまでその存在を知らずに古本屋で拾い上げた「スニーカー」を今読んでますが、そういう偶然拾い上げる楽しみもありますよね。そんな中では「筋肉男のハロウィーン」は古本屋で出会ったなかなかの拾い物でした。
【2014/07/20 00:17】 URL | 放克軒(さあのうず) #- [ 編集]

>さあのうずさん
アンソロジーは、いちど絶版になってしまうと、なかなか復刊の機会がないんですよね。
古本屋で未読のアンソロジーに出会ったときは、幸せな気分になれます。

『スニーカー』と『ハードシェル』に関しては、売行き次第では、もっとシリーズを出す予定があったみたいですね。コンセプトが面白いシリーズだったので、もうちょっと続刊が読んでみたかったです。

『筋肉男のハロウィーン』は、刊行当時もそんなに話題にならなかったように記憶してますが、意外といいアンソロジーだと思います。第1集が、癖のある編集だったので、第2集の方は売行きが芳しくなかったのかなあ、と想像してるんですが。
【2014/07/20 07:15】 URL | kazuou #- [ 編集]


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Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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