《ナイトランド》無期休刊について
 本ブログでもお伝えしていた、トライデント・ハウスの《ナイトランド叢書》。非常にマニアックなホラー作品をラインナップに並べた叢書だったのですが、3月末までに1000件の予約が集まらなければ、企画が中止ということになっていました。
 結局、第1期の3冊は、どれも100件を少し超えた程度の予約数に終わってしまったようです。残念ではありますが、難しい企画だったので、しょうがないかなという気持ちもあります。
 ただ、ホラー専門誌《ナイトランド》に関しては、近いうちに再始動するものと思っていました。それがここにきて、衝撃的なお知らせが!
 《ナイトランド》が、無期休刊になるというのです。

《ナイトランド》無期休刊のお知らせ

 これはショックです。質の高いホラー専門誌が、ようやく誕生したと喜んでいたので、まさかこんなに早く休刊になってしまうとは…。
 やはり、ミステリやSFと比べても、翻訳ホラーのファンというのは少ないんですね。ホラー映画の人気が根付いた現在でも、活字とはファン層が違うのでしょうか。ホラー作品の商業的な厳しさを感じます。
 それにしても、ホラー専門誌の先達たる≪幻想と怪奇≫でさえ、12号まで出版されたのを考えると、7号で休刊とは、ファンの一人として、改めて残念でなりません。

 《ナイトランド》の各号はまだ在庫があるようですので、興味のある方は早めの購入をオススメします。いずれコレクターズ・アイテムになってしまうような気がするので。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

ううむ……残念のひと言です。
【2014/05/03 00:48】 URL | sugata #8Y4d93Uo [ 編集]

>sugataさん
≪叢書≫は無理としても、《ナイトランド》は続けてほしかったです。
経済的なところはわかりませんが、質は非常に高かったのだし、もう少しやりようがなかったのかな、という気持ちもありますね。
【2014/05/03 06:11】 URL | kazuou #- [ 編集]

やれやれ
思ったよりも早く"歴史"になってしまいました、《ナイトランド》。
ホラー一般は隆盛で好機と思いきや…翻訳ホラー、雑誌には不向きなジャンルということでしょうか。
【2014/05/03 22:01】 URL | 迷跡 #- [ 編集]

>迷跡さん
翻訳もの自体が売れなくなってきているので、ホラー作品はなおのこと、なんでしょうね。
完全にコアなホラーファンを対象にした雑誌の作りだったので、心配していましたが、案の定の結果になってしまいました。
例えば、現在の『ミステリマガジン』みたいなやり方もあったと思うんですが…。
【2014/05/04 00:22】 URL | kazuou #- [ 編集]

衝撃でした…
色々な発刊情報を頼りにしていますので、寄らせて頂いた時の衝撃!!
「う、うそでしょ!?」と確認して、呆然としました。
あと一巻だけでも出してほしかった。第2シーズンを完走してほしかったです…。
叢書もさることながら、翻訳本の売り上げも落ちていると伺い、目まいがしています。
こんなに素敵な世界があるのに、もったいないですね。
【2014/05/06 01:09】 URL | みん #- [ 編集]

> みんさん
叢書の方はともかく、≪ナイトランド≫本誌の休止は、ほんとうにショックです。
内容の質の高さは、小出版社だからこそ出来たのでしょうが、結局その「商売っ気のなさ」がたたったてしまったんでしょうか。
【2014/05/06 15:17】 URL | kazuou #- [ 編集]

本を読むのは「元」子供
文学の香り高い怪談を読める舞台がまた一つ・・・。
図書館に行ったら、ウン十年前に夢中で読んだ児童書が「子供の日」フェアで
たくさん展示されており懐かしさで胸がいっぱいになりました。しかし、そこに
肝心の子供の姿は一人として無く、少子高齢化を肌で感じました。
普通の本でこれなんだから、翻訳ホラーなんぞはお呼びでないんでしょうね。
でもファンはゼロではないし、黄金時代の翻訳者の方々もまだまだ現役だし、出版して下さったら
必ず買います!
【2014/05/07 14:41】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
≪ナイトランド≫は、初めからコアなホラーファンを対象にしていたんだと思いますが、それでも駄目だったというのはショックですね。

大人になってから、急に本を読むようになる人って、あんまりいないと思います。やっぱり子どものころからの読書習慣がないと、本を楽しめるようにならないですよね。
【2014/05/07 18:35】 URL | kazuou #- [ 編集]


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Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
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