3月の気になる新刊と2月の新刊補遺
発売中 J・K・バングズ『ラッフルズ・ホームズの冒険』(論創社 2100円)
発売中 ナサニエル・ホーソーン『ラパチーニの娘』(松柏社 1785円)
3月6日刊 西崎憲編『短篇小説日和 英国異色作家傑作集』(ちくま文庫 予価1050円)
3月上旬刊 R・A・ラファティ『蛇の卵』(青心社 予価1890円)
3月15日刊 フョードル・ソログープ『かくれんぼ・毒の園 他五篇』(岩波文庫 693円)
3月20日刊 『ナイトランド 5号』(トライデントハウス 1700円)
3月25日刊 ホルヘ・ルイス・ボルヘス編『新編バベルの図書館 第3巻』(国書刊行会 予価6825円)

 もう発売になっているようですが、J・K・バングズの作品が論創社より出ました。J・K・バングズは、20世紀初頭に活躍したアメリカのユーモア作家。日本では、ポケミスの『幻想と怪奇』に収録されたユーモア怪談『ハロウビー館のぬれごと』、風間賢二編『クリスマス・ファンタジー』収録の『サーロウ氏のクリスマス・ストーリー』などが知られているでしょうか。
 今回の作品集は、ホームズのパスティーシュ集といった感じのもののようですが、この作家の邦訳を待っていた者としては、うれしい驚きです。
 西崎憲編『短篇小説日和 英国異色作家傑作集』は、以前単行本で出た『英国短篇小説の愉しみ』(全3巻)の再編集版ですが、新規収録作品もあるようです。
 ホラー専門誌『ナイトランド』は、順調に出ているようで嬉しいですね。5号の特集は「サイバーパンク・SF/ホラー」だそうです。4号までの特集が、非常に伝統的なテーマだったので、オーソドックスなテーマからはみだしつつあるところに、今後さらに期待していきたいです。
この記事に対するコメント
筑摩書房さん、ありがとう
パヴァーヌ、コンパスローズときて短編小説日和。
未読の作品ばかりで最後のアンナ・カヴァンの作品が良かったです。
「氷」よりも心に沁みました。あとがきも読み応え充分でした。
【2013/03/10 21:26】 URL | 奈良の亀母 #- [ 編集]

>奈良の亀母さん
ちくま文庫は、ほんとうにいい本を出しますね。思えば創刊当初から、クノーとかボンテンペルリとか、他社が見向きもしないような本を出していたりしました。

『短篇小説日和』は、元本を持っているので、どうしようかと考えていたのですが、やっぱり購入しようかな。
【2013/03/14 22:38】 URL | kazuou #- [ 編集]


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Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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