12月の気になる新刊
12月9日刊 ショーン・タン『ロスト・シング DVDボックスセット』(河出書房新社 予価3045円)
12月10日刊 東雅夫編『世界幻想文学大全3 幻想文学神髄』(ちくま文庫 予価1365円)
12月11日刊 パトリック・モリエス『奇想の陳列部屋』(河出書房新社 予価5985円)
12月14日刊 ホセ・デ・エスプロンセーダ『サラマンカの学生 他六篇』(岩波文庫 756円)
12月20日刊 ジョン・ディクスン・カー『曲がった蝶番』(創元推理文庫 予価987円)
12月21日刊 北村薫『読まずにはいられない』(新潮社 予価1785円)
12月25日刊 ホルヘ・ルイス・ボルヘス編『新編バベルの図書館』 第4巻(国書刊行会 6825円)

 東雅夫編の重量級の幻想文学アンソロジーの最終巻は、ファンタジーを集めた『世界幻想文学大全3 幻想文学神髄』です。コンセプトはすごくいいと思うのですが、幻想文学ファンにとっては、内容的に新味がないのがもったいないですね。
 パトリック・モリエス『奇想の陳列部屋』は、ヨーロッパの「驚異の部屋」についての本。類書としては、小宮正安「愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎」(集英社新書ヴィジュアル版)がありますが、大判で図版も多いようなので、気になります。
 ディクスン・カーの新訳シリーズは、『曲がった蝶番』が登場です。怪奇ムードと物語のバランスが上手くとれた傑作だと思います。個人的に一番好きなカー作品なので、楽しみです。
この記事に対するコメント

「曲がった蝶番」私も好きな作品です。
しかし、最近のカーの新訳を読んでいないんで分からないのですが、
新訳にしなくても・・・と思っちゃうんですが。
それよりもレアな作品を出したほうが・・・
なんですが
その考えは古いのでしょうかね
【2012/12/01 19:57】 URL | fontanka #- [ 編集]

>fontankaさん
今、新訳が出ている作品って、わりと昔から訳されてた定番作品ですよね。さすがに訳が古くなってきているものもあるので、新訳の意味自体はあると思います。
まあ、有名でないけれど面白い、という作品の方がうれしいですけど、新訳の目的の大部分は、新しいミステリ読者の開拓にあるような気がするので、これはこれでありなのでしょう。
【2012/12/02 18:49】 URL | kazuou #- [ 編集]


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Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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