11月の気になる新刊
11月7日刊 T・S・ストリブリング『ポジオリ教授の冒険』(河出書房新社 2520円)
11月上旬刊 エミール・ガボリオ『ルルージュ事件』(国書刊行会 予価2625円)
11月14日刊 『モーム短篇選 下』(岩波文庫)
11月20日刊 広瀬正『T型フォード殺人事件』(集英社文庫)
11月下旬刊 ジョン・クロウリー『エンジンサマー』(扶桑社ミステリー)

 〈KAWADE MYSTERY〉シリーズの新刊『ポジオリ教授の冒険』は、つい先ごろ河出文庫で出た『カリブ諸島の手がかり』の続編。文庫化はこれを出す伏線だったようですね。いずれ、『ポジオリ教授の事件簿』(翔泳社)も含めて文庫化するつもりなんでしょうか。
 ガボリオ『ルルージュ事件』は、本邦初の完訳、だそうです。歴史的には「世界初の長篇探偵小説」らしいのですが、今読んでも面白いかどうかは、なかなか難しいところでしょう。
 ジョン・クロウリー『エンジンサマー』は、以前福武書店から出ていたものの改訳復刊。名作との評判が高かったので、これは楽しみです。

この記事に対するコメント
ルルージュに一票
個人的には『ルルージュ事件』は外せないですね。
おそらく今回挙げられている本の中では、圧倒的に地雷の可能性は高いと思いますが、この歴史的快挙の前ではまったく気になりません(笑)。
よくこういう企画が通ったものだと感心しています。
【2008/10/30 01:57】 URL | sugata #8Y4d93Uo [ 編集]

>sugataさん
『ルルージュ事件』は、なにを今さら、という感じがしなくもない作品ですね。この時代だと「ミステリ」というよりは「ゴシック・ロマンス」に近い感じです。
現代ものを読み慣れていると、大時代的というか、テンポがゆるいんでしょうけど、その辺を割り切って読むと、今でも面白いものがあったりするので侮れません。同時代のボアゴベとか個人的には好きなので、意外と楽しめるかも。
【2008/10/30 22:00】 URL | kazuou #- [ 編集]

そうそう
ダメ元で期待は一応しておきたいですね。
あの『月長石』だって、読めば意外に面白いですから、こればかりは自分で読んでみないとわからないですよね。
【2008/10/31 01:18】 URL | sugata #8Y4d93Uo [ 編集]


「ルルージュ」ですか・・・私「ルコック探偵」を昔、やっと入手したのに、挫折した人間です。
今回もトライはしますが、さてどうなることやら。
「モーム」は新潮文庫でかなりそろえたので、とりあえずいいか・・でも、何がはいっているんだろう?って気持ちになりますね。

【2008/10/31 22:48】 URL | fontanka #- [ 編集]

>fontankaさん
やっぱり19世紀の作品ですから、大時代がかっているのはしょうがないですよね。そこを割り切って楽しめるかどうか、というところでしょう。

モームは上巻の方は入手しましたが、新潮文庫版とはあんまり収録作品はかぶっていないみたいですよ。
【2008/11/01 20:19】 URL | kazuou #- [ 編集]


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男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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