たらいまわし本のTB企画第40回  こたつで読みたいバカバカしい本
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 たらいまわし本のTB企画第40回は「一冊たちブログ」タナカさんの主催。お題は『こたつで読みたいバカバカしい本』です。

 このお正月に、こたつに入ってごろごろしながら読むのにふさわしいような、のんきで、バカバカしい本を挙げていただければと思います。

 たらいまわし本、通称「たら本」は、主催者の提示したテーマに沿って、記事を書き、それを主催者の記事にトラックバックする、というもの。期限もとくに決まっていませんので、面白そうだと思った方はチャレンジしてみてくださいね。


448860501X未来世界から来た男 (創元SF文庫 (605-1))
フレドリック・ブラウン
東京創元社 1963-09

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4488605028天使と宇宙船 (創元SF文庫)
フレドリック・ブラウン
東京創元社 1965-03

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 さて、ばかばかしい作品といえば、真っ先に思い付くのは、やっぱりフレドリック・ブラウンでしょう。突拍子もないアイディアで繰り出される作品は、ときに冗談すれすれまで接近します。とにかく読んで楽しい作品ということでは、他の追随を許しません。
 タイムマシンを使って富や地位を手に入れようとした男が、結局失敗する過程を描いた『タイム・マシンのはかない幸福』(厚木淳訳『未来世界から来た男』創元SF文庫収録)とか、親戚だけのパーティで起こった殺人を描く『ばあさまの誕生日』(厚木淳訳『未来世界から来た男』創元SF文庫収録)、この世に実在するのは自分だけだと言う信念を持つ男の話『唯我論者』(厚木淳訳『天使と宇宙船』創元SF文庫収録)とか、どれをとっても奇想天外です。
 極端に時間の長い惑星で、死刑を宣告される男の物語『死刑宣告』(厚木淳訳『天使と宇宙船』創元SF文庫収録)や、SF雑誌に夢中になる息子に眉をしかめる父親を描いた『非常識』(厚木淳訳『天使と宇宙船』創元SF文庫収録)なんかに至っては、完全に冗談の域に達してますね。



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マルタン君物語
マルセル エーメ 江口 清
筑摩書房 1990-04

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 フランスの作家マルセル・エーメも「ばかばかしさ」では負けていません。
 本ブログでは何度も言及している『マルタン君物語』のほか、ある日突然、美男子になってしまった男が、妻の愛を取り戻そうと、別人として妻を誘惑するという、不可思議な物語『第二の顔』(生田耕作訳 創元推理文庫)も面白い作品です。



4003251814カンディード 他五篇 (岩波文庫)
ヴォルテール 植田 祐次
岩波書店 2005-02

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 哲学者として有名なヴォルテールが書いた物語『カンディード』(植田祐次訳『カンディード』岩波文庫収録)は、今読んでも充分に面白い作品です。異様に楽天的な主人公カンディードが、やたらと不幸な目にあってしまうという、皮肉な物語。その徹底さはグロテスクなほどで、筒井康隆を思わせます。非常に風刺の効いた作品です。
 この短編集には他にも、宇宙からの来訪者が地球の文化を批判する『ミクロメガス』とか、探偵小説の元祖としても取り上げられることのある『ザディーグまたは運命』も収録されていて、非常にお買得。
 どの作品も非常にやさしい文章で書かれた、わかりやすい物語なので、ぜひお勧めしておきたい本ですね。



海の上の少女

海の上の少女―シュペルヴィエル短篇選 (大人の本棚)
ジュール シュペルヴィエル Jules Supervielle 綱島 寿秀
みすず書房 2004-05

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ひとさらい
ひとさらい (1970年)
渋沢 竜彦
薔薇十字社 1970

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火山を運ぶ
火山を運ぶ男 (1980年) (妖精文庫〈24〉)
嶋岡 晨
月刊ペン社 1980-11

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 ジュール・シュペルヴィエルの作品は、一見ばかばかしい題材を取り扱っても、とても詩的で甘美な物語になってしまうところが、凄いです。ヴァイオリンのような声を持つ少女を、思春期の比喩として描いた傑作短篇『ヴァイオリンの声をした少女』(綱島寿秀訳『海の上の少女』みすず書房収録)、子供好きの夫婦が子供をさらってきては育てているという物語『ひとさらい』(澁澤龍彦訳 薔薇十字社)、文字どおり火山を持ち運ぶ男を描いたシュールな物語『火山を運ぶ男』(嶋岡晨訳 月刊ペン社)なんてのもありました。



4044601135神は沈黙せず〈上〉 (角川文庫)
山本 弘
角川書店 2006-11

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4044601143神は沈黙せず〈下〉 (角川文庫)
山本 弘
角川書店 2006-11

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 山本弘『神は沈黙せず』(角川文庫)は、「神とは何か?」という、一見、重厚なテーマを真面目に扱った作品のように見えるのですが、その実「おバカ」なSF作品です。
 人類に「神」の実在が証明され、世界が変革される過程を描いているのですが、ディテールこそ大真面目なものの、核となっているのは、古くからあるSF的なアイディアです。具体的には「この世界は何者かによって作られた」というエドモンド・ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』とかダニエル・F・ガロイ『模造世界』のような作品がインスピレーションの元になっているようです。
 「星ははりぼてだった」とか「宇宙はいい加減に作られている」など、「トンデモ系」のアイディアがところどころに出てくるのも楽しいです。



怪船マジック
ブラック・ユーモア選集〈4〉怪船マジック・クリスチャン号 (1976年)
早川書房 1976

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 テリイ・サザーン『怪船マジック・クリスチャン号』(稲葉明雄訳『怪船マジック・クリスチャン号』早川書房収録)は、いたずら好きの男が、ひたすら人々にいたずらをして回るという、人を喰った連作短篇シリーズ。金をちらつかせて、人々を思い通りにしたりなど、えげつなさも目立つブラックな作品。



4255960291文体練習
レーモン クノー Raymond Queneau 朝比奈 弘治
朝日出版社 1996-11

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 レーモン・クノー『文体練習』(朝比奈弘治訳 朝日出版社)は、なんの変哲もない出来事を99通もの文章で言い換える、という言語遊戯の本です。いろいろな立場や人物の視点から描かれているのですが、ときには吹き出してしまうようなユーモアも垣間見られます。
 文章の芸を中心に据えているので、翻訳は相当に難しかったろうと思うのですが、日本語としてまったく違和感のない翻訳は、素晴らしい出来栄え。



4102377018透明人間の告白〈上〉 (新潮文庫)
H.F. セイント H.F. Saint 高見 浩
新潮社 1992-05

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4102377026透明人間の告白〈下〉 (新潮文庫)
H.F. セイント H.F. Saint 高見 浩
新潮社 1992-05

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 「ばかばかしい」といえば、これ、H・F・セイント『透明人間の告白』(高見浩訳 新潮文庫)は外せないでしょう。
 事故によって体が透明になってしまった男の運命を描く物語です。ただ、透明人間になったからといって、やりたい放題になるわけではありません。生きのびるためには、どうしたらいいのか?というところに焦点を据えたサバイバル小説になっています。
 ほんとうに体が透明になってしまったら、日常生活はどうなるのか?という具体的な面を詳細に描いているのが非常にユニーク。食物をとったら、それが消化されるまでは目に見えてしまうなど、一応(?)科学的に考察しているのも面白いところです。



4087475484異形家の食卓 (集英社文庫)
田中 啓文
集英社 2003-02

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 田中啓文『異形家の食卓』(集英社文庫)
 全編これ、冗談で出来ているかのようなホラー短編集です。タイトルからして「伊東家の食卓」をもじっているのですが、ほとんどの短篇中で、ダジャレが出てくるという恐るべき作品集。
 究極のグルメ料理の正体を探る『新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け』、怪獣に脳を移植された男の話『怪獣ジウス』、どんなに罵倒されてもにこやかに微笑む外務大臣の秘密を描く、ひたすらグロテスクな物語『にこやかな男』など。
 描写はグロテスクなものの、物語の構成自体はかなりしっかりしています。表面的な悪趣味さが気にならなければ、なかなか読みごたえがあります。



4062638606七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤 保彦
講談社 1998-10

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 西澤保彦は、本格推理にSF的なシチュエーションを持ち込むという手法を得意とする作家です。なかでも特にそれが成功しているといってよいのは『七回死んだ男』(講談社文庫)でしょう。
 主人公の高校生、大場久太郎は、ときおり時間の反復現象に巻き込まれてしまいます。 その現象が起こると、同じ一日を9回繰り返すことになるのです。それゆえ、実年齢よりも大分長い人生を生きており、意識的にはかなり老成しています。そんな反復現象に巻き込まれたある日、祖父が殺されてしまいます。久太郎は祖父の死を回避しようとしますが、何度やっても祖父は殺されてしまうのです…。
 「時間ループ」もので、本格推理をやったらどうなるのか?という大胆な試みです。そんなシチュエーションで、本格推理をやる必要があるの?という疑問はさておき、これがまた面白い作品に仕上がっているのです。SF的シチュエーションによる具体的なルールが、物語を面白くしている良い例といっていいかと思います。



羊を数え
羊を数えて眠る本
ブライアン ログウッド Brian Logwood
二見書房 1992-12

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 最後に、とっておきのバカらしい本を紹介しておきましょう。ブライアン・ログウッド『羊を数えて眠る本』(二見書房)です。
 眠気を誘うために、羊を数えようという趣旨で作られた本です。文字どおり、ほぼ全ページに羊の群が延々と描かれているという面白い本。台詞もとくになく、ただただ羊の絵が続くだけ。たしかに眠くなってはきます。洒落た発想の本ではありますね。
この記事に対するコメント
バカバカしい面白さ
>H・F・セイント『透明人間の告白』
これ、ずいぶん昔に読んだような記憶が。
食べ物が体の中を通過していく様子が見える、
という科学的分析?に「おおっ!透明人間も大変だな」と
妙に感心した覚えがあります。
>西澤保彦『七回死んだ男』
これ、かれこれ3年くらい脳内積読本リストに挙がったまま
いまだに読んでいません。
そういえば、ミステリーの
「陸の孤島」や「密室」あるいは「特殊な館」といった設定も
お約束とはいえ、その有り得なさはバカバカしさと紙一重ですね。
【2007/12/17 21:42】 URL | 菊花 #- [ 編集]

こりゃ楽しい
菊花さん、横レス失礼!
『透明人間の告白』はいいですよねえ。
真面目にバカをやるという路線では、正にど真ん中を行く作品ではないでしょうか。
これ映画化もされましたが、そちらは狙ってバカをやっているのが少々興ざめでした。

『羊を数えて眠る本』
ええと、これ持ってました(爆)
企画はおバカでしたが、購入当時、あの絵が何ともシュールに思えて、
数を数えるでもなく、ただボーッと見ていたものです。
【2007/12/18 00:06】 URL | sugata #8Y4d93Uo [ 編集]

ご参加ありがとうございます
早い! そして大変な密度!と、びっくりです。
フレドリック・ブラウンははずせませんよね。
短編集を読んで気に入ったかたがいたら、ぜひ「火星人ゴー・ホーム」を読んでほしいと思います。
フレドリック・ブラウンの最高傑作はこれだと信じてやみません。

「カンディート」、やはりバカバカしいですか。
ずっと気になっていた作品です。
kazuouさんの記事を読み、ぜひ読まねばと思いました。

「透明人間の告白」は白状すると挫折したんですよね。
ちょっと描写が濃すぎました。
当時は未熟でした。いまなら読めるかも。
アンドリュー・クレメンツの「ミエナイ彼女と、ミエナイ僕。」という透明人間小説では、光学迷彩状態になるので、消化中の食べ物はみえないという設定でしたね。

「羊を数えて眠る本」は知りませんでした。
これはバカですねえ。
よく出版したものです。

楽しい紹介、ありがとうございました。


【2007/12/18 01:01】 URL | タナカ #- [ 編集]

>菊花さん
トラックバックありがとうございます。

『透明人間の告白』は、目から鱗の本でした。透明人間のアイディアを使って、現代でまともに作品を書く、という時点ですごいですよね。この作品の上手いところは「透明」のメリットよりもデメリットによって作品を成立させているところだと思います。

『七回死んだ男』 は、すっごく面白かったですよ。登場人物がかなりデフォルメされていて、マンガチックなのを除けば、SF的なルールが上手く働いていて、あんまり類のないタイプの作品になっています。

そうなんですよね。ミステリ、とくに本格推理って、お約束ルールがたくさんあるので、下手するとバカミスになってしまう恐れが多分にあります。ディクスン・カーなんかは、半ば意識的にやったりしている節がありますが。なかなか難しいところです。
【2007/12/18 07:00】 URL | kazuou #- [ 編集]

>sugataさん
『透明人間の告白』は、やっぱり傑作ですね。
この手の題材を取り上げると、「できること」の方に意識が向かいがちですが、この作品の場合、「できないこと」を中心に据えて、上手くサバイバル的な方面に話を進めたのが、成功の要因だと思います。

『羊を数えて眠る本』ご存じでしたか!
これ、かなりおバカな本ですよね。そもそも通読できないし、再読も難しい(笑)。
【2007/12/18 07:04】 URL | kazuou #- [ 編集]

>タナカさん
楽しいお題をありがとうございます。
今回のお題は、候補作品がいっぱいあって、選ぶのに苦労しました。
筒井康隆とか小松左京とかも思い浮かんだのですが、こちらは誰かが取り上げるだろうということで、今回は見送りです。

『火星人ゴーホーム』は、僕もブラウンの最高傑作だと思います。ただおかしいだけじゃなくて、どこか「哲学的」な趣さえあるところはさすがです。『発狂した宇宙』だったと思いますが、解説でブラウンは「哲学」をネタにしている、という指摘があって、なるほど!とひざを打った覚えがありますね。

『カンディード』というか、ヴォルテールのコント作品は、どれも読みやすくて面白いのでお勧めですよ。語り口が童話に近い感じなので、すらすら読めると思います。

『羊を数えて眠る本』は、もう一種の「お笑い本」なんですけど、妙に記憶に残っています。
【2007/12/18 07:10】 URL | kazuou #- [ 編集]

トラバさせていただきました
 バカバカしい本っていうお題でもこれだけマニアックな本をリストアップされるなんて、改めてすごいなぁ~っと感動してしまいました。
 シュペルヴィエルの『海に住む少女』は話題の光文社古典新訳文庫で読みました。発想はナンセンスだけど、文体も美しくて、珠玉のファンタジーに思えました。
 フレドリック・ブラウンは若い頃に熱中して読んだものですが、内容をほとんど忘れているので(最近復刊ブームみたいですし)また再読したいです。
 あと意外だったのがkazuouさんが田中啓文を読まれること(笑)
>哲学者として有名なヴォルテールが書いた物語『カンディード』
 岩波文庫だし、ヴォルテールって・・って一瞬あれっと思ったのですが、面白そうですね。今回も、たくさん知らない本を紹介していただき、嬉しいです。
【2007/12/18 11:42】 URL | 猫のゆりかご #QG0IHlXE [ 編集]

>猫のゆりかごさん
トラックバックありがとうございます。

今回は楽しいテーマで、選ぶのも面白かったです。
ブラウンやシュペルヴィエルの作品は、やっぱり外せないなあ、ということで選んでみました。とくにシュペルヴィエルのイメージの美しさは比類がないと思います。

田中啓文って、意外と好きなんですよね。読んだのは一部だけなんですけど、お話の作りはけっこうしっかりしているし、「ダジャレ」を連発されても、そんなに気にならなかったりして(笑)。

ヴォルテールは、名前だけで敬遠してしまうのは、もったいない作家だと思います。『カンディード』は、旧版は岩波文庫のワーストセラーだったそうですけど、それが信じられないくらい面白いですよ。
【2007/12/18 19:59】 URL | kazuou #- [ 編集]

すばらしいラインナップ!
こんばんは。
今回も素晴らしいラインナップですね!

今回のお題、「広義のSF」というものの存在を感じました。
それは何か大きな、まだ人の手があまり触れてない文学ジャンルにつながっているかも、と。

日本でSFが業界的にすごく売れてた時代、SF関連の雑誌もいくつもあって、SFのすそ野がどんどん広がってました。
SFと呼べるものの範囲も広がってた。
たぶんあの頃の日本SFの感覚でいくと、クノーの「文体練習」もSFに入ってしまいそう。
実際、筒井さんなんかは、そういう方向へ創作を向けて行った。

今年の日本SF大賞は、最相葉月の「星新一」評伝に決まったそうです。
SFといっても、まさに星作品は、広大なきら星の広がりを持つ「広義のSF」。
直木賞候補にあがると「人間が描けてない」(懐かしいフレーズですが)といつも言われてたとかw
それは弱点ではなく、星作品の魅力の秘密であったわけですが。

そして、「異形家の食卓」☆
タナカさんが取り上げておられる火浦功や佐藤哲也、それに田中啓文さんも、
「遅れてきた日本SF作家」と呼べそうです。
たぶん十代の頃がSFブームで、その影響で作家になってみたら、ブームは去っていたw
この手の「広義SF」は発表の場所が少なそうです。

田中啓文さんは最初は若い人なのかと思ってたけど、そうじゃなかった。
90年代は作品がほとんどなかったけど、ここにきて、ものすごく書きまくってて、それは新しいムーブメントを予感させます。
最相葉月のようなブーム仕掛け人が星新一を取り上げてることもあり、ひょっとすると「広義SF」の逆襲が始まるのかも(^▽^)
そんなこと、思いました。
【2007/12/20 20:18】 URL | overQ #NUpTSsbk [ 編集]

>overQさん
トラックバックありがとうございます。

「広義SF」! たしかにおっしゃる通りですね。
今回のお題「バカバカしい」を聞いて、連想したのは「奇想天外」「破天荒」などのキーワード。となると、やっぱりSF作品が、先に頭に浮かんできます。この手の発想を描かせたらSFはやっぱり強いです。というか、日常生活を描く普通小説では描けない、ものを描こうとするには、SF的な手法が有効、ということなんでしょうね。それがいわゆるSFの「浸透と拡散」になったのだと思います。

田中啓文という人、じつはもの凄い才能の持ち主なんじゃないか、と個人的には思っていたりします。
【2007/12/20 22:03】 URL | kazuou #- [ 編集]

トラックバックさせていただきました
kazuouさん、こんばんは。
またまた参加してしまいました。それにしてもkazuouさんの引き出しの多さは素晴らしすぎです!自分の方はワンパターン気味ですが、いろいろ読んだものを思いだしたり、昔の本を引っぱり出したりするのはやっぱり楽しいですね。
【2007/12/20 22:45】 URL | さあのうず #- [ 編集]

>さあのうずさん
トラックバックありがとうございます。

この企画、毎回、自分でも思いもしなかった本のことを思い出したりして、楽しいですね。他の方が挙げている本を見て、そういえば、あの作品も…、となかなか啓発されるところがあります。
今回のテーマは、たくさん思い当たるものがあって、その点では、とても選びやすかったです。
【2007/12/20 23:01】 URL | kazuou #- [ 編集]


こんにちは天藍です^^
遅くなりましたが、お邪魔いたします。

やはりkazuouさん、すごいラインナップ…!!
そうそう。真面目に馬鹿をやるのは難しいですよね。
「羊を数えてー」、どんな本なんでしょうか…。気になります;
翻訳ものはなぜか苦手な分野でして(汗)ほとんど未読のものばかりなのですが
まず澁澤さんとヴォルテールから、いってみたいと思います。
【2007/12/23 16:41】 URL | 天藍 #- [ 編集]

>天藍さん
ご参加ありがとうございます。

翻訳ものばかり読んでるので、そのジャンルばっかりになってしまいましたが、国内でも、探せばいろいろとあるんじゃないかと思います。でも発想の「とんでもなさ」加減だと、海外の人にはかなわないところがありますね。

『羊を数えて眠る本』は、ほんとうに下らないですよ(笑)。最初から最後まで羊の群がずっと出てくるだけです。この羊が無駄にリアルなところがおかしいです。復刊することはあり得ないでしょうけど、ひとにプレゼントしたりすると喜ばれそうですね。

ヴォルテールはかなりお勧め!です。ぜんぜん古びていない、というか、今読んでも非常に新鮮です。あんまり「古典」という意識なしに読めるし、なにより物語としてとても面白いところが凄いです。
【2007/12/23 19:11】 URL | kazuou #- [ 編集]


こんにちは。遅くなりましたが、TBさせていただきました。
みなさんと同様「バカバカしいがお題のテーマで、ここまで作品が集まるものか!」と
感嘆しています。そしてさっそく作品名をメモメモ(笑)。
一番気になるのは、ジュール・シュペルヴィエルでしょうか。
光文社の古典新訳文庫で積んでるので、来年こそは読みたいです>『海に住む少女』。
レア中のレア、妖精文庫の『火山を運ぶ男』!!
こんな風にご紹介されると、つい古書店で手に入れ、読んでみたくてたまらなくなります(笑)。

山本弘さんの作品はさほど読んでいないんですが、
60年代のSFが好きだというだけあって、「おバカ」と呼びたくなるのが判る気がします。
あとでこっそり、山本弘編『火星ノンストップ』も挙げれば良かったと後悔しました。

そして!『異形家の食卓』!だ~い好きです、私も。
「オヤジノウミ」と聞いただけで、身悶えしちゃいます(笑)。
西澤さんは、SFとミステリが融合したヘンテコさが斬新でよく読んでいたけれど、
最近はご無沙汰ぎみですね。
『七回死んだ男』に負けず劣らずヘンな話の『人格転移の殺人』が好きです。
【2007/12/25 11:49】 URL | かな #EBUSheBA [ 編集]


こんにちは。
気楽に読める、楽しい本は息抜きになっていいですよね。

それにしても、すごいコレクションというかラインナップですね。
さすがです。
【2007/12/25 15:27】 URL | ワンドリサーチ好き #- [ 編集]

>かなさん
シュペルヴィエルの小説作品は、どれも素敵なファンタジーになっていて、お勧めです。『火山を運ぶ男』は、なかでもかなりシュールな話なんですけど、捨てがたい魅力がありますよ。

山本弘は、「おバカSF」が好きだと明言しているだけあって、作品にもそのエッセンスが上手く出ていますね。『火星ノンストップ』も、ちょっとレトロだけど、面白かったです。

『異形家の食卓』お好きでしたか!これ、僕もかなりお気に入りの一冊です。
ダジャレはともかく、グロテスクさとユーモアが渾然一体になっていて、とにかくエネルギッシュな作品集でした。

『人格転移の殺人』もヘンな話でしたね。この人の書くSF系ミステリは、どれも発想はヘンなんだけど、中身はガチガチに本格推理をするので、そのギャップがたまらないです。
【2007/12/25 19:30】 URL | kazuou #- [ 編集]

>ワンドリサーチ好きさん
コメントありがとうございます。
「バカバカしい」本を集めただけに、肩ひじはらずに読める本が多いと思いますよ。
【2007/12/25 19:37】 URL | kazuou #- [ 編集]


はじめまして、いつも楽しみに拝見しています。

これだけ多くの本を紹介してくれているって大変ありがたいです。

これからもお願いします。
【2007/12/29 01:12】 URL | りょう@奥様は魔女 #- [ 編集]

>りょうさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
マイナーなものばかりで恐縮ですが。
これからも、よろしくお願いしますね。
【2007/12/29 08:30】 URL | kazuou #- [ 編集]

『異形家の食卓』(
田中啓文『異形家の食卓』(集英社文庫) そんな本があるのですね~・・・
伊東家ファンの私としてはぜひ読まなければ!!という1冊です

そんな入り方もありですよね~(笑)
【2008/01/01 19:41】 URL | gantz #- [ 編集]

>gantzさん
gantzさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

「そんな入り方」もありだと思いますよ(笑)。
『異形家の食卓』は、面白いんですが、伊東家ファンの方が読んだら驚くかも。
かなり冗談がきつい本ですのでご注意を。
【2008/01/01 21:15】 URL | kazuou #- [ 編集]


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たらいまわし・本のトラックバック企画 第40回「こたつで読みたいバカバカしい本」

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[企画物]「たら本40回」こたつで読みたいバカバカしい本

 「たら本」第40回が始まりました。まだ2度目の参加ですが、すでにこの企画、すごい楽しみになってしまいました。今回の主催者は一冊たちブログのタナカさん。 たらいまわし本のTB企画、略して「たら本」とは」とは、毎回交代で主催者がテーマを決め、それにそったオススメ ほとんど積読(たまに読む)日記【2007/12/18 11:31】

40?Ĥ??ХХ?

?40? ??Τ??????Υ?š... AZ::Blog ???【2007/12/20 20:46】

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 たらいまわし 本のTB企画、第40回目「一冊たちブログ」のタナカさん主催。お題 異色な物語その他の物語【2007/12/20 22:37】

たらいまわし-本のTB企画 第40回「こたつで読みたい、バカバカしい本」

前回に引き続き、たら企画に参加します。 記念すべき第40回の主催者さまは「一冊たちブログ」のタナカさんです。 今回のテーマは「こたつで読みたい、バカバカしい本」。 このお正月に、こたつに入ってごろごろしながら読むのにふさわしいような、のんきで、バカバカし... どこまで行ったらお茶の時間【2007/12/25 11:16】

プロフィール

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。



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