12月の気になる新刊
12月11日刊 エドワード・リア/エドワード・ゴーリー『輝ける鼻のどんぐ』柴田元幸訳(河出書房新社 予価1050円)
12月15日刊 スカーレット・トマス『Y氏の終わり』(早川書房 2100円)
12月中旬刊  北原尚彦編『日本版 シャーロック・ホームズの災難』(論創社 予価1995円)
12月20日刊 『原典完訳 遍歴 セレンディッポの三人の王子』(角川書店 予価2400円)
12月20日刊 P・G・ウッドハウス『ジーヴスと恋の季節』(国書刊行会 予価2310円)
12月22日刊 山口雅也編『山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー』(角川文庫 予価683円)
12月刊   『延原謙探偵小説傑作選』(論創社)
12月刊   カレル・チャペック『クラカチット』(青土社)

 今月いちばん気になるのは、スカーレット・トマス『Y氏の終わり』。「人の心の世界に入る方法が書かれた、呪われた本」をめぐる物語らしいです。
 北原尚彦編『日本版 シャーロック・ホームズの災難』は、ホームズの贋作を集めたものですが、日本作家のみで構成されているところがユニーク。
 『原典完訳 遍歴 セレンディッポの三人の王子』は、「セレンディピティ」という言葉が生まれるもとになったという、古代ペルシアの寓話の初完訳です。
 『山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー』は、予告からだいぶ遅れていましたが、ようやく刊行のようです。
この記事に対するコメント
セレンディピティ
"セレンディピティ"の意味がわからなくてwikiで調べてしまいました(笑)
なるほど興味深い言葉ですね。ある本を探しに新古書店にいったら、別の探していた本に出会ったなんていうのも”セレンディピティ”?
ある授業で科学的発見の原理について話が及び、偶然発見したようにみえても問題意識がなければそもそも気がつかないなんて説明に納得したことがありました。

ところでこの古代ペルシアの寓話って、長編寓話(?)なんでしょうね。
【2007/12/03 20:56】 URL | 迷跡 #- [ 編集]

>迷跡さん
「セレンディピティ」は有名なんだか、そうでないんだか微妙な言葉ですね。そういえば、この言葉をタイトルにした映画なんかもありました。
日本のことわざで言うと「棚からぼたもち」みたいな感じでしょうか。意味的には、とても面白い言葉だと思います。
別の探していた本に出会った、なんてのも一種の「セレンディピティ」ですね。

造語者がホレス・ウォルポールだということで、原作にも興味があったのですが、ようやく邦訳が出るというのは嬉しいところです。
そういえば、本の予価がやたらと高いのは、やっぱり長いからなんでしょうかね。
【2007/12/03 21:59】 URL | kazuou #- [ 編集]


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Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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