いや,確かに紙質は悪いけれど,これだけ短編をてんこ盛りしているのは特筆すべき雑誌だと思います。やはり,第一期の海外ものの掲載数には,吃驚するものがありますなあ。また,ややマイナー系の作家あるいは,有名作家でもマイナー作品という,悪く言えば胡散臭さも漂わせておりますし。 二期は,海外ものが減ったのですが,時折,名作が出ており,あなどれません。 そして,別冊・奇想天外のラインナップも充実していますねえ。これも,値打ちのあるアンソロジイであります。
【2007/07/23 20:41】
URL | おおぎょるたこ #- [ 編集]
>おおぎょるたこさん やはり、第一期の充実ぶりには眼を見張るものがありますね。「ミステリマガジン」や「SFマガジン」でも、あれだけ海外短篇ばかり並べた号は、なかなかないと思います。 第二期は、エッセイや座談会などに面白い物がときおりありましたが、第一期と比べてしまうと、パワーダウンの感は否めません。 「別冊・奇想天外」は、資料性というか、インデックスとしては、かなりの充実度で重宝したものです。いまでこそインターネットで、作家や作品の情報を簡単に探せますけど、当時としては、あれだけのリストを作るのは大変だったろうなあ、と思います。
【2007/07/23 21:59】
URL | kazuou #- [ 編集]
はじめまして。
ぼくもかすかに覚えがあります。 内容はすっかり忘れてしまったし、 もっていたのも手放してしまったんですが。 kazuouさんの記事を読むと、 もういちど見てみたくなってきます。
最近でも「奇想天外」の名前をつけた雑誌(ムック?)を ときどき見かけますね。 それだけ思い入れのある人が多いってことでしょうか。
奇妙な味の小説も、あまり読んでませんが、好きなので、 こちらの情報はすごく助かります。 これからも楽しみにしてます。
【2007/07/23 22:03】
URL | kenn #NV6rn1uo [ 編集]
>kennさん kennさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
今の目から見ると、洗練とはほど遠いんですが、「何でもあり」の魅力に満ちた雑誌でした。そもそも、これだけ小説そのもので勝負している雑誌というのは、あまりなかったように思います。 個人的にも思い入れのある雑誌ですね。
【2007/07/24 07:04】
URL | kazuou #- [ 編集]
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