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12月の気になる新刊と11月の新刊補遺
11月27日刊 アンドレ・アレクシス『十五匹の犬』(金原瑞人、田中亜希子訳 東宣出版 予価2090円)
11月30日刊 福井栄一『十二支妖異譚 神様になれなかった動物たち』(工作舎 予価1980円)
12月3日刊 ロバート・A・ハインライン『夏への扉 新版』(福島正実訳 ハヤカワ文庫SF 予価880円)
12月3日刊 谷崎潤一郎『人魚の嘆き・魔術師』(春陽堂書店 予価3850円)
12月8日刊 『ナイトランド・クォータリー vol.23』(アトリエサード 1870円)
12月10日刊 東雅夫編『文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩』(双葉文庫 予価990円)
12月12日刊 ヤロスラフ・ハシェク『ハシェク短編小説集 不埒な人たち』(飯島周編訳 平凡社ライブラリー 予価1650円)
12月17日刊 エラリイ・クイーン『フォックス家の殺人 新訳』(越前敏弥訳 ハヤカワ・ミステリ文庫 予価1210円)
12月17日刊 橋本輝幸編『2010年代海外SF傑作選』(ハヤカワ文庫SF 予価1100円)
12月18日刊 R・L・スタイン監修『消えない叫び Scream! 絶叫コレクション』(三辺律子監訳 理論社 予価1650円)
12月18日刊 中川右介『江戸川乱歩と横溝正史』(集英社文庫 予価968円)
12月21日刊 フレドリック・ブラウン『真っ白な嘘【新訳版】』(越前敏弥訳 創元推理文庫 予価1100円)
12月21日刊 小森収編『短編ミステリの二百年4』(創元推理文庫 予価1540円)
12月21日刊 キアラン・カーソン『トーイン クアルンゲの牛捕り』(栩木伸明訳 創元ライブラリ 予価1430円)
12月23日刊 エドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』(北川和美、毛利公美訳 河出書房新社 予価4180円)
12月23日刊 カレル・チャペック『ロボット RUR』(阿部賢一訳 中公文庫 予価990円)
12月24日刊 唐戸信嘉『ゴシックの解剖 暗黒の美学』(青土社 予価2860円)


 アンドレ・アレクシス『十五匹の犬』は〈はじめて出逢う世界のおはなし〉シリーズの新刊。神によって知性を与えられた犬たちを描く作品だそう。これは面白そうですね。

 谷崎潤一郎『人魚の嘆き・魔術師』は、大正8年に春陽堂から出た原本の復刻版。装画は水島爾保布によるものです。

 『ナイトランド・クォータリー vol.23』の特集は「怪談 (KWAIDAN)」。ラフカディオ・ハーンを中心に、怪談文学を取り上げているようです。

 東雅夫編『文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩』は、乱歩の怪奇作品をまとめた作品集。「押絵と旅する男」「鏡地獄」「人間椅子」「人でなしの恋」「目羅博士」などを収録。巻末に「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」が文庫初収録とのこと。

 R・L・スタイン監修『消えない叫び』は、三分冊されていた<Scream! 絶叫コレクション>の最終巻。これは楽しみです。

 フレドリック・ブラウン『真っ白な嘘【新訳版】』は、名ミステリ短篇集の新訳版。収録作注でも「叫べ、沈黙よ」「後ろを見るな」あたりは、ものすごい傑作なので、ぜひ読んでいただきたいです。

 エドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』は、ロシア作家によるSF作品だそう。紹介文を引用します。「北朝鮮発の核戦争後、先進国で唯一残った日本は鎖国を開始。帝大の未来学者シレーニは人肉食や死体売買が蔓延するサハリン島に潜入する。この10年で最高のロシアSFとされる衝撃の傑作。」これは気になりますね。

 唐戸信嘉『ゴシックの解剖 暗黒の美学』は、ゴシックに関する著作。紹介文を引用しておきます。「吸血鬼、人造人間、ドッペルゲンガー、廃墟、地下-。ヨーロッパでカトリック的な超自然が否定されたことへの反動から生まれた「ゴシック 」は、人間の不安や欲望といったネガティブな要素の受け皿となった。人々を惹きつけてやまない一大美学の超自然的な悪の魅力を解き明かす。」


テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

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kazuou

Author:kazuou
男性。本好き、短篇好き、異色作家好き、怪奇小説好き。
ブログでは主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。twitterアカウントは@kimyonasekaiです。
怪奇幻想小説専門の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主宰。twitter上の怪奇幻想ジャンルのファンクラブ「 #日本怪奇幻想読者クラブ 」主宰。
『ミステリーズ!vol.96』(東京創元社)に怪奇小説の翻訳概況を書きました。
同人誌『海外怪奇幻想小説アンソロジーガイド』『物語をめぐる物語ブックガイド』『迷宮と建築幻想ブックガイド』『イーディス・ネズビット・ブックガイド』『夢と眠りの物語ブックガイド』『奇妙な味の物語ブックガイド』「海外怪奇幻想作家マトリクス・クリアファイル」を刊行しました。



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