ネット古本屋の恐怖
 今やインターネットによる通信販売は、ごく当たり前のものになりました。古本も例外ではありません。そういうわけで、今回はネット古本屋の話。
 このブログを見ていてくれる方はおわかりと思いますが、僕の趣味は、わりとマイナー寄りなので古本屋のお世話になることが多いです。ただ基本的には、本の状態や内容を確かめてから、購入を決めたいので、たいていは、店頭で実物を見てから買っています。
 でも、何年も探していて見つからない本とか、もとの定価が高い本とかは、ネットで検索して買うこともあります。
 このネット古本屋がなかなか曲者! 一部を除いて、本の実際の写真が掲載されていることは、まずありません。それゆえ、買って届いた品物が期待はずれということが、ままあるのです。いくつかそんな例を挙げてみます。
 まずは、青森の某ネット古書店で購入した小説本。目録には「美本」と記載されてました。発行年が20年以上前のものなので、紙のヤケなどは許容範囲ですが、見返しの紙が切り取られていたのは致命的!
 沖縄の某ネット古書店で購入した、20年くらい前の新書本。これは「並」の記載。背の部分の糊がとれていて、開いた途端ページがばらばらに。
 東京の某ネット古書店で購入した、アート系のムック。中ほどの写真が、数カ所切り抜かれていました。ちなみに、目録にはその記載はありません。
 別の東京の某ネット古書店で購入した、文芸雑誌。数ページが破られていました。これも記載なし。
 最初の小説本以外は、商品として売っちゃダメでしょ、という感じです。まだまだ事例を挙げられるのですが、このへんでやめておきます。
 どうも古本屋の、商品の状態に対する基準というのは、ずいぶんゆるいみたいなんですよね。上に挙げた例は極端な話なんですが、「問題なし」「普通」などの記載がある本でも、実際にはけっこう汚かったりします。一カ所や二カ所のページ折れなんて、まともに記載している店は、ほとんどないし、本の背が割れていてさえ、何の記載もなかったりすることがあります。
 あと非常に気になるのが、本の後ろの見返し部分などによく貼ってある古書店の値段シール。これ糊でべったり貼っていたりするんですよね。なんでわざわざ本を損傷するようなことをするのか、ずっと疑問に思ってました。せめてカバーの方に貼ってくれれば、はがしても跡が残りにくかったりすると思うんですが(ビニール加工のしてあるカバーの場合です)。これ人によっては、買った店の記録として残るとか、味があるとか言って、好む人もいるようですが、僕はあんまり好みません。
 他の商品に例えるとよくわかると思うのですが、いかに中古品とはいえ、テレビや服なんかを買って、値段シールをはがしたら、はがし跡が残った、なんていったら客からクレームがつきますよね。なんで本の場合だけ、許されるのか理解に苦しみます。
 別に本に限らないのですが、ネット通販の中古品というのは、やはりバクチに近いものがありますね。ある程度のリスクを考えて購入しないとダメみたいです。
 なにか、古本屋に対する文句みたいになってしまいましたが、これだけで終わるのもなんなので、ついでに、僕がよく利用している古本販売サイトを紹介しておきます。個々の古書店サイトではなく、すべて総合古本販売サイトですね。ヤフー・オークションは利用したことがないので、省きます。

●日本の古本屋 http://www.kosho.or.jp/
 一番よく利用する古本販売サイト。国内の各古書店のデータベースが検索できます。個人的な意見ですが、後述の「スーパー源氏」よりも、商品・値段の充実度が上のようです。買い物かごには、複数商品を同時に入れられますが、実際に取引するのは各古書店。別の店の本は、送料が別になるので注意!
 あと、料金後払いの店が多いのも、良心的ですね。

●スーパー源氏 http://sgenji.jp/
 上の「日本の古本屋」とほぼ同タイプのサイト。検索スピードも「日本の古本屋」より落ちますが、あちらにない商品があったりすることもあります。「日本の古本屋」と併用するのがベスト。

●Amazonマーケットプレイス http://www.amazon.co.jp/
 ネット書店のAmazonが、数年前から始めた古本部門。出品者には、業者だけでなく個人の登録も多いので、競争が激しく値段の下落がすさまじいです。ベストセラーなどは、しばらくすると1円とか0円とかになってしまうことも。
 商品の写真は載せることができず、品物の状態については、文字だけの説明なのが、ちょっと不安感を煽ります。
 平均的に見て、文芸書や小説に関しては、ここが一番安いでしょう。ただ、値段が数円だったり、いいかげんな出品者が結構いたりして、品物の質にこだわる人は避けた方が無難。まあ送料のみの0円とかで買ってたら文句は言えませんが。
 Amazonの規定で、発送が二日以内ということになっているので、買ってから届くのまでが異様に速いのは、かなりのメリット。上手くすると翌日届きます。
 支払いは、登録されたクレジットカードから、自動的にAmazonが即時徴収するので、クレジットカードがない人は利用できないのが、痛いところです。ちなみに新本の方は、クレジットがなくても大丈夫です。

●楽天フリマ http://furima.rakuten.co.jp/
 ヤフー・オークションと似たようなサイト、なのですが、登録料がいらないのが魅力。ここも業者と個人が併存してますが、たまに相場より、かなり安いものがあったりするので侮れません。
 商品の写真を掲載できるので、そのあたりも安心感があります。意外と穴場です。
 >追記 2006年11月をもって「楽天フリマ」は廃止。「楽天オークション」と名を変えていますが、実際の中身は似て非なるものです。システム的にまともに利用できるようなものではなく、出品していた業者もほぼ全撤退のようです。他の高額商品はともかく、本に関してはここはなくなったと思った方がいいようですね。

●古本屋さんの横断検索 http://oudan.jcross.com/usedbkcrs/usedbkcrs0mnu.html
 「日本の古本屋」「楽天フリマ」などを含む数十種類の古本販売サイトを、一気に横断検索できるサイト。便利ではありますが、検索時間に相当時間がかかるので注意。 

テーマ: - ジャンル:本・雑誌

この記事に対するコメント

以前アマゾン経由で古本を注文したら、お金を支払ったのに商品が届かずじまいという目に遭いました。よくよくお店の評価を見たら、他にもそういう目に遭った方がちらほらいるみたいでした。それ以来余程高評価でない限り、ネットで注文するのは躊躇ってしまいます。
それにしてもバラバラになったり切り取られていたりって…売る側(お店)の姿勢を疑っちゃいますよね(^.^;) 
【2006/07/11 22:31】 URL | そら #- [ 編集]

そうなんですよね
やっぱりアマゾンですか。アマゾンは、個人販売の人が多いし、業者も含めて、信頼できないところが多いので、あんまりオススメできませんね。「日本の古本屋」とか「スーパー源氏」とかに加盟している古書店は、けっこう誠実で信頼がおける店が多いので、そちらを主に利用しています。
ちなみに、ページが切り取られていた本は、泣きそうになりましたよ。だって、ずっと探していた本でしたから。返品してもいいんだけど、これから先、手にはいるとは思えなかったので、いまだに手元にあります。背糊がはがれて、バラバラになった本は、さすがに返品しましたけど。
古書店も何千・何万冊もの商品をカタログに載せるわけで、全ての本の詳しい状態を記載するのも難しい、ということもわかるんですけどね。ただ、注文品をお客に送る前に、少し確認すれば、切り取られてるとか、見落としていた欠陥なんかも、ある程度わかるのではないかと思います。一言メールしてくれればいいのに、それを黙って、送っちゃうのは、やっぱり商売上の良心の問題ですね。
【2006/07/11 22:51】 URL | kazuou #- [ 編集]


こんばんわ。
地方在住なので、ネットで新刊も古本も買う機会が多いです。一番ひどかったのはマーケットプレイスですね。包装がほとんどされずに送られてきて、宛名が本の表紙に写っちゃていたときは、さすがに激怒しました。
あとこれは個人的な考えなんですが、「せどり」目的で本を売買する人って、本に対する愛着が薄いような気がして、どうも信用ならないというか…。
【2006/07/11 23:39】 URL | げし #ItxbjV56 [ 編集]

やっぱり
郵送料金を浮かすために、包装をけちったりする人が多いんですよね。
昨今の「せどらー」増加は、アマゾンマーケットプレイスの誕生によるところが大きいと思うのですが、はっきり言って本に対する愛着は全然ないですね。ネット上のいわゆる「せどり系」日記などを読んでも、そう思います。
プロ根性に徹して、商売として割り切っている人は、それなりにしっかり対応してくれるので、いいんですよ。問題は、素人が中途半端に金儲けとして「せどり」をしている場合。ものすごくひどい対応をするところがありますね。
【2006/07/12 07:00】 URL | kazuou #- [ 編集]

せどらー!
古書収集の趣味もなくコメントするのもなんですが、「せどり」という語に反応してしまいました。『せどり男爵数忌奇譚』なる書名により「せどり」の意味を知ったくちですが、なんとも優雅な職業(?)もあるものかと感心したものでした。
ネット売買によりせどりは衰退したと思い込んでいたのですが、逆だったんですね。その結果、せどりのプライドも地に落ちているとは…
【2006/07/12 12:52】 URL | 迷跡 #- [ 編集]

まさにその通りです
たしかにネット普及で、古本の値段もたいていは平均化していて「せどり」自体がなりたたなくなっていたように思うのですが、ここにきてまた盛り返しているようです。
端的に言えば、「アマゾンマーケットプレイス」と「ブックオフ」、この二つの存在によって「せどらー」が増加したといえるでしょうね。
かっての「せどらー」は、それなりの商品知識・自負を持っていたのに対し、いまの「せどらー」にはそうした知識も矜持も全くありません。
へんに精神的な価値を認めろというつもりはないのですが、本に対するそれなりの礼儀は払ってほしいものです。
【2006/07/12 19:37】 URL | kazuou #- [ 編集]

確かにバクチかも
私に絶版本を購入する時ネット古本屋を利用するのですが、記載されてる本の状態が明らかに違うことは多々あります。経年による老化は仕方ないにしろ、kazuouがおっしゃるように値段シールやその店独自の番号シールがカバーに貼ってると、本によっては跡が残るんですよね。あと最終ページの上に鉛筆で金額を記入してる本も多いような・・。
以前、ほとんどのページにボールペンで線引きと書き込みをした戦前の文学小説をネットで購入した時にはびっくりしてしまいました(もちろん書き込みありの記載なし)。行数が多くなってて本来の文字を読むのに一苦労・・。
中には状態の細かい詳細を記載してるところや包装がきちんとしている古本屋もありますが、そういうところに限って自分が求めている本がなかなか置いてなかったりするんですよね(悲。
それでもどうしても読みたい気持ちが勝ってしまいネット古本屋を利用してしまう。本が家に届くまでドキドキもんです。
【2006/07/12 19:59】 URL | TKAT #- [ 編集]

同感ですね
なんだかんだ言っても、ネットで検索していると、欲しくなってしまう本はあるのも事実なんですよね。初めてネットをつないだとき、古本検索サイトを使ってみて、今まで見つからなかった本がずらーっと出てきたのを見て、感動したものです。
ほとんどのページに書き込み! そこまですごいのは見たことがありません。戦前の本は、たいていの汚れやは、覚悟しないとダメみたいですね。まあ、その時代の古い本だと、読者もそれなりのインテリだったりして、書き込みもけっこう知性的だったりするかもしれません(笑)。
【2006/07/12 21:42】 URL | kazuou #- [ 編集]


そうなんですよ!戦前本の書き込みは結構読んでて面白いです。もともとの持ち主がその本(あるいは著者)の研究をしてたのか、まるで国語教科書の赤本のよう(笑)。
この行動の意図は?の書き込みから違う箇所に線引きして矢印が出てたり、私が思いもしなかった説明を書き込んでくれてるので、読んでる私も「なるほど」なんて感心することもしばしば。ただ線引きの横にクエスチョンマークを書かれると、「この部分の一体何が疑問なの?!」と気になってしょーがない(笑)。知性的書き込みも結構読み応えあったりして・・。
ちなみに図書館で借りる稀少戦前本は書き込みアリ本が多いような気がします(私が借りる本だけ?)。

「ネット古本屋の恐怖」の趣旨とは少し離れたコメントでごめんなさい~。
【2006/07/12 22:43】 URL | TKAT #- [ 編集]

なるほど
なるほど、やっぱり戦前は、本を読む読者自体がまだ少なかったということでしょうね。「創造的書き込み」とでもいったところでしょうか。そういうのなら、いいですね。
あと、いくら真面目な書き込みでも、図書館本に書き込みはしてほしくないですねえ。
戦前のものではなくて、現代の本での書き込みといえば、一番よく遭遇するのが「リスト・チェック」。参考文献一覧に持っている本に丸印をつけてあったりするやつです。あとはブックガイドの一覧に線が引いてあったりするやつ。鉛筆ならまだ消せるんでいいんですけど、赤ボールペンはやめてほしい!
そんな古本に遭遇してしまったときは、あきらめて、このくらいなら自分のコレクションの方が上だな、とか考えて慰めています(笑)。
【2006/07/13 07:04】 URL | kazuou #- [ 編集]

私は楽天フリマ派
マイナー本となるとネットでお買い物をする機会は多いですね。
私は古本の類はほとんど楽天フリマで買っています。
楽天フリマはショップと個人の場合がありますよね。
どちらにしても、私はハズレをひいたことがないのでラッキーなのでしょう。
評価システムというものが意外と効いているのかもしれません。
【2006/07/13 08:55】 URL | くろにゃんこ #Rr/PoIDc [ 編集]

良心的
くろにゃんこさんは、楽天フリマ派ですか。僕も最近は、よく利用しています。ここは個人の出品者でも、わりと良心的な対応をしてくれているところが多いように感じます。少なくとも、楽天フリマの買い物で、不良品が来たことはないですね。
何より、たまにすごい安い値段で出てることがあって見逃せません。ヤフー・オークションなんかを見てると、人気商品はあっという間に入札があって値段が上がってしまうようですけど、楽天の方は、見てる人が少ないのか、安く落札できてしまったりすることがあります。そういう意味でも非常に穴場ですね。
評価システムは、けっこう効いてるのかもしれません。
【2006/07/13 18:54】 URL | kazuou #- [ 編集]

ちょっとびっくりしました
こんばんは。
私もamazonをよく利用していますが(と言っても買うのは文庫本ばかりです)
1円とかの本でも商品の状態は比較的良品で、梱包も丁寧にしてもらってて
満足してます。文庫本1冊にエアキャップにまで包んでもらって恐縮するくらいです。
値段より評価と状態を参考にしてるし、同じ出品店から買うことが
多いので悪質なところに当たっていないだけかもしれないし、文庫本だから
酷い状態の本を見つけるほうが難しいのかもしれませんが……。

それにしても、ページが切り取られているというのはびっくりしました。
酷すぎますね!
チェックしない(か知らないふり)で売る古本屋にも呆れますが、そんな状態の
本を古本屋に売る人間にも呆れます。
今までハズレがなかったので安心していましたが、ちょっと用心しないとな、
と思わされました。
【2006/07/14 02:28】 URL | sapphire #GCA3nAmE [ 編集]

幸運ですよ
sapphireさん、コメントありがとうございます。
Amazonであまり酷い目にあったことがないのは、幸運ですよ。梱包もしてくれない人がいたりしますし。
でも、Amazonで異様に安く出品していても、大量販売の業者とかだと、それなりにちゃんと対応してくれるようですね。怖いのは、個人でやたらと大量出品している人のようです。全部が全部そうだというわけではありませんけど。
いやいや、ページ切り取りとか書き込みとかって、けっこうあるんです、これが。古本屋は気づいているかどうかはわかりませんが、売った人間は確信犯ですよね。その点、そういう品を売った人間が一番問題な気もしますが、やはり古本屋も配送前のチェックはきちんとしてほしいですね。
【2006/07/14 06:46】 URL | kazuou #- [ 編集]

3つの気をつけろ!
ネットでは結構知られているストアに雑誌を送った。
一世を風靡した月刊誌であり、創刊号からの20数年分だったので
マスコミ志望者や関係者には資料価値があると思っていた。
ところが価格査定は0円。
ま、仕方がないか、それもありかなと思って、当日の午後に電話で返品を申し出た。
「担当者が不在なので後日電話させる」ということだった。
3日後に店の係の人から電話が来たので、「査定0は承認した。返品してもらいたい」と言ったら、
「弊社負担で返品する」とのことだったので安心した。
それから1週間経っても荷物が届かないので、メールで催促した。
ところが、メールでの返事は驚くべきものだった。
「価格査定0なので古紙処分にした」というのだ。
おまけに取扱商品外を示す文言もあり、取扱品目を紹介するページへのリンクまで貼られていた。
私は査定0は承諾したが、廃棄を承諾した覚えは全くないから、
責任者と直接話したいとメールしたら、電話が来た。
「廃棄の原因は内部の連絡ミス(手違い)。社内のルールでは査定0の場合は廃棄することになっている」という言い訳の一点張りだった。
サイトにそのことを明示しているかと問い質したら、「それはない」と明言した。
「それで済むわけないだろう。商取引上でのミスによる結果だから補償を求める」と述べても返事なし。
細かな点はもっとあるが省略。
教訓① ネットでの評判には気をつけろ!
教訓② サービスがどうのこうのという甘い言葉に気をつけろ!
教訓③ 取扱規定は業者都合優先、隙間があるから気をつけろ!

古本は一冊でも必要とする人には価値があるものだ。
腹の虫が収まらないし、同じ目に遭っている人もいるのではないかと思うので
訴訟も考えている。
そうなれば、逐次報告したいと思う。
ネットでのやり取りだからと言って甘く見ちゃいけないよ。
【2014/03/11 08:52】 URL | トム #SzfGxdic [ 編集]

>トムさん
ひどい話ですね。
金銭的価値はなかったとしても、心情的なものを慮って対応するのがスジというものだと思います。
【2014/03/12 21:23】 URL | kazuou #- [ 編集]


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男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
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