4月の気になる新刊 
4月6日刊 『ちくま文学の森9 賭けと人生』(ちくま文庫 1260円)
4月7日刊 クラフト・エヴィング商會『おかしな本棚』(朝日新聞出版 予価1890円)
4月10日刊 リチャード・マシスン『闇の王国』(ハヤカワ文庫NV 予価840円)
4月12日刊 サマセット・モーム『パーティの前に/雨』(光文社古典新訳文庫)
4月15日刊 パトリック・ハミルトン『孤独の部屋』(仮題)(新人物往来社 予価2846円)
4月15日刊 イタロ・カルヴィーノ『カルヴィーノアメリカ講義 新たな千年紀のための六つのメモ』(岩波文庫 予価882円)
4月19日刊 村上リコ『図説 英国メイドの日常』 (河出書房新社 予価1890円)
4月25日刊 フィリップ・K・ディック『アジャストメント』(ハヤカワ文庫SF 予価987円)
4月25日刊 平松洋『恐怖絵画美術館へようこそ』(仮題)(新人物往来社 予価1890円)
4月下旬刊 スティーヴン・キング『アンダー・ザ・ドーム 上・下』(文藝春秋 予価3105円/3000円)
4月刊 R・A・ラファティ『翼のおくりもの』(青心社 予価1575円)

 『おかしな本棚』は、クラフト・エヴィング商會ひさかたぶりの新刊。クラフト・エヴィング商會の書庫の内容を紹介したブックガイド、だそうです。実在する書物のガイドなのか、それともクラフト・エヴィング商會の創作になる架空のガイドブックなのか、そのあたりは不明ですが、とりあえず楽しみ。
 このところ邦訳が続いているリチャード・マシスン『闇の王国』は、「自伝的大作」だそうです。
 古典新訳文庫でいつかは出ると思っていましたが、ようやく登場。サマセット・モームの作品集『パーティの前に/雨』。珍しい作品が収録されるのを期待したいところです。
 フィリップ・K・ディック『アジャストメント』は、ディックの短編集。映画化の副産物のようですが、本邦初訳作品がどの程度なのかが気になりますね。
 青心社からR・A・ラファティの短編集『翼のおくりもの』が登場です。青心社といえば、以前〈青心社SF〉シリーズが復刊されましたが、結局ヤングとラファティが出ただけ。残りのカットナーやデーモン・ナイト、ハミルトンなどは復刊されずじまいでした。できれば残りのシリーズも復刊していただきたいところです。
大震災前後のこと
 前回の更新から、ずいぶん間が空いてしまいました。仕事が忙しかったのに加え、3月11日に発生した大地震の影響で、いろいろと落ち着きませんでした。
 ようやく身辺が落ち着いてきたので、更新再開したいと思います(もっとも最近の更新自体滞りがちなのですが…)。
 普段はこのブログ、あんまり時事的なことを書かないようにしているのですが、さすがに今回は例外とさせていただきます。
 当方、東京23区在住で、職場もかなり近接した場所にあります。地震発生直後の揺れでは、いつもの軽い地震かと思っていたのですが、揺れがおさまらず、だんだんと大きくなるのを感じました。本棚やパソコン、テレビが落下するのを見るに及んで、これはいつものものとは違うと感じ、建物の外に出ました。
 それからも余震が続き、数時間は建物の中に戻れませんでした。会社からは帰宅しても良いとの許可が出ましたが、交通機関が全く動いておらず、動けない状態。この時点では、固定電話、携帯電話とも全くつながりませんでした。
 テレビ放送を見ると、東北はとんでもない状態になっていて、自宅や家族の様子も気にかかります。自宅まで歩いていけない距離ではないので、歩いていこうかとも考えますが、余震のことを考えると、あまり動かない方がいいのかもと悩みました。
 結局、自宅まで歩いていくことに決め、歩き出します。JRの線路沿いに歩いていくと、同じく歩き出している人たちの行列が見えます。建物を見る限り、倒壊しているものなどは見当たりませんが、壁やレンガなどが崩れていいる箇所がたまに身受けられます。臨時休業している店が多かったようです。
 二時間程度で自宅まで到着しました。家族は無事でしたが、家の中がかなり悲惨なことに。自室の本やCDが散乱し、見るもひどい状態でした。本棚の上に置いていた、重たいCDラックが落下してきていて、これは自宅にいたら結構危なかったな、と思わされます。幸い、家具や本棚には地震対策用の転倒防止器具をつけていたので、被害は大したことがありませんでした。食器やガラスも無事です。
 それで一番の問題は本! 自室なので、これを片づけないと寝れません。数時間かけて整理して、ようやく寝る場所を確保しました。
 翌日の土日を使って、とりあえず高い場所にある物は全部下ろしました。今回の地震の件で実感したのは、

 ・家具には転倒防止器具がかなり有効である。
 ・箪笥の上など、高い場所に重たいものは置かない。

ということでした。落下した本の被害も大したことはなくて、表紙が折れたり、割れてしまったのが数十冊、といったところでしょうか。
 蔵書家の皆様も、本棚には転倒防止器具をつけておいた方がよいかと思います。


プロフィール

kazuou

Author:kazuou
男性。本好き。短編好き。異色作家好き。怪奇小説好き。
怪奇幻想小説の読書会「怪奇幻想読書倶楽部」主催。
主に翻訳小説を紹介していますが、たまに映像作品をとりあげることもあります。
記事の新旧に関わらず、コメント・トラックバックは歓迎しています。



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